日本紅茶原木

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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日本紅茶原木(にほんこうちゃげんぼく)は、静岡県静岡市駿河区丸子赤目ヶ谷にあるアッサム種の茶樹。多田元吉がインドから持ち帰った種から育てた樹が、元吉の墓所長源寺の近くで成長したもの。近くには記念碑が建ち駐日インド大使らが植樹した樹も育っている。

明治維新に際し徳川慶喜に従い静岡県へ移住し茶業を始めた多田元吉は、明治8年(1975年)以降、輸出用紅茶の育成と製茶技術を求める明治政府の命によって、中国やインドへ渡り調査研究を行った。帰国後は全国で紅茶製造法等を伝えた。