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日本教文社
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株式会社日本教文社(にっぽんきょうぶんしゃ)は、生長の家系の出版社。
1930年8月1日に谷口雅春が雑誌『生長の家』を創刊。1934年11月25日に日本教文社の前身にあたる株式会社光明思想普及会を設立[1]。1944年3月に思想弾圧で出版用紙の配給が無くなったため、日本興農社に改称し、農産物増産に事業を転換[2]。1946年7月に出版活動に戻るため、株式会社日本教文社に改称[3]。1947年に役員が公職追放され、日本教文社、生長の家本部の要職を辞任。日本教文社は教団から経営を独立し、教団と関係がないことを表明するためもあり、「世界文庫」や「ユネスコ叢書」を刊行[4]。元役員の追放解除後は生長の家本部と表裏一体の関係に戻った[5]。
2008年6月24日に元社員の白水春人が株式会社光明思想社を設立。光明思想社は2002年に生長の家から分派した「谷口雅春先生を学ぶ会」(2016年より「生長の家創始者谷口雅春先生を学ぶ会」。代表は日本教文社元社長の中島省治)の機関誌『谷口雅春先生を学ぶ』を発行している。公益財団法人生長の家社会事業団と光明思想社は日本教文社に対して『生命の實相』および『聖経 甘露の法雨』の発刊差し止めを求める訴訟を起こし、2016年に知的財産高等裁判所は日本教文社に対して書籍の廃棄、20万円の支払いを命じた[6]。