デジャブ
(既視感から転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
デジャブ(既視感、デジャヴュ、デジャヴ、デジャビュ)とは、過去に経験・体験したことのない、初体験の事柄であるはずにも関わらず、かつて同じような事を体験したことがあるかのような感覚に包まれること。「前にもどこかで一度これと同じものを見たような気がする」という感覚。「デジャブ」はフランス語の「déjà vu」をそのままカタカナ表記にした表現である。あえて英語に訳すと「already seen」となるが、英語でも「déjà vu」のまま(外来語として)扱われている。日本語では「既視感」あるいは「既知感」と訳されることもままある。
デジャブの発生原理は、脳科学的に完全に解明されたわけではないが、「過去に体験した事象の記憶が現在の体験と関連する事柄として呼び起こされるが、その記憶は場所や時期などの具体的情報を伴わない断片的な情報にすぎず、過去の体験として認識できずにいる状態」というように説明されることが多い。
デジャブとは反対に、見慣れているはずの事柄が初めて体験するものであるかのように感じられることを「ジャメヴュ」(jamais vu)という。これは日本語では「未視感」と訳されることが多い。