新淵橋
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新淵橋(しんえんばし、略字:新渕橋)は、国道158号線、長野県松本市内区間に存在する、梓川にかかる橋。現橋は2径間連続鈑桁橋。[1]幅員5.5m、長さ68.3m。
歴史[編集]
1869年(明治2年)地元の住民の寄付により、刎橋の龍淵橋(竜淵橋)として架けられたのが最初。名称は付近の地名、竜島・前淵からか。架橋代金は借金をして調達され、その利息を含め217両であった。その後の維持管理は、1871年(明治4年)発起の橋永続講によった。1875年(明治8年)には洪水により損壊したが、橋永続講によって補修された。
1880年(明治13年)、県により架け替えられ、名前も新淵橋と改められた。この橋も刎橋であったが、その後1905年(明治38年)4月には、橋脚を持つ木造方杖橋へと造り替えられている。
1931年(昭和6年)には鉄筋コンクリート造の橋となった。独特の欄干を持っていたが、交通量の増大に伴い、ガードレールに取り替えられている。
現橋の架橋は1996年(平成8年)。