教皇大使(きょうこうたいし、Nuncio)とは、バチカン市国における外国に派遣される教皇代理人の中で最高位のものに当たる[1]。高度な訓練を受けて豊富な経験を積んだ外交官が指名され、聖座と正式の外交関係があり、さらにカトリック人口の比較的多いあるいはカトリックが重要な地位を占めている国に派遣される[1]。派遣された国では外交団のトップの地位に就く[1]。教皇庁大使(きょうこうちょうたいし)とも言われる[1]。
関連項目[編集]
- ↑ a b c d 『ローマ教皇事典』三交社、2000年。251頁
参考文献[編集]
- マシュー・バンソン著、長崎恵子・長崎麻子訳『ローマ教皇事典』三交社、2000年。