排莢

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自動装填式の銃の排莢
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排莢(はいきょう)とは、銃砲の薬室から薬莢を排出することである。

概要[編集]

カートリッジ化された銃砲弾を薬室に装填して使用するほぼ全ての銃砲に必要な操作である。

薬莢が使用されない空気銃や先込め銃の場合、当然のことながら排莢も不要である。

薬室から使用済みの薬莢を取り出すことだけでなく、暴発を防ぐために未使用の薬莢を薬室から取り出すことも排莢である。

自動装填式の銃は、排莢と次弾の装填が自動で行われる。

一般的な回転式けん銃は排莢のためにエジェクターロッドと呼ばれる部品が弾倉に取りつけられている。

薬莢を使用しない先込め銃を除けば、自動装填式でない装薬銃は手動で排莢を行う。

その他[編集]

排莢という操作を省略するために、薬莢を使わずに発射薬を薬室の形に成型したケースレス弾薬 ()の開発が進められていた経緯はあるが、H&K G11 ()のように扱いにくい銃が有名である。