愛は勝つ
愛は勝つ(あいはかつ)とは、1990年9月1日に発売されたKANの楽曲。作詞者=KAN、作曲者=KAN。オリジナルキーはニ長調→ロ長調→ニ長調→ラスサビで全音転調し、ホ長調。テンポ=125。表記法は、「愛は勝つ/KAN」。
インストゥルメンタル(バッキングトラック)では、イントロ以外の部分は、ほとんど全ての小節にコーラスやハモリの部分が入っている。
作曲者本人が、「愛は勝つ」を作曲時、原型はカノン進行を意識したコード進行で作曲したのである。
解説、歌詞の内容の意味[編集]
主人公が、自分の感情を素直に表現し、何かを目指している。人生は、つらいときや悲しいときもあることにより、無意識に人を傷つけることもあれば、他人から傷つけられることがあり、また、主観的になり過ぎて、知らないうちに判断を間違えて、失敗して、うまくいかないことなどいろいろな経験がある。相手の気持ちが不可解だったり、難解だったり、相手がいやがったり相手に嫌われ恋がうまくいかなかったなど、いろんなことが考えられる。このままの段階で、恋人を愛することをやめると、愛情も失われてしまう。
誰かでも愛さなかったら知り得ないときがあるかも。どんなに愛が無くても、将来大人になって愛をどれだけ諦めないのかを意味している。
挑戦に失敗したり、困ったことや、つらいことがあると、孤独でいることに慣れるけれど、このときに、たとえ孤独でも、夜空に流星を見つけると、叶わなかった夢や願いも反射的に夢や願いが叶い、明日は今日より明るく輝かしく素晴らしい日になると言っている訳である。孤独でも、切なさから立派に立ち上がり、夢と希望、孤独、つらさ、悲しみなどを乗せて、つらくても一生懸命前向きに努力し、新たな夢、明るい未来に向かって、主人公は、最後に愛は勝つというのである。
勝ち負けは不明であるが、一つだけであり、愛が無ければ幸せにはなれない。愛は、ときには、勝ち負けにより奪われて恋人に裏切られることもある。勝ち負けだけではなく、愛を育つことで本当の「愛」の意味がわかる。
カバーしたアーティスト[編集]
- いきものがかり(吉岡聖恵)
- 川嶋あい(I WiSH)
- コブクロ
- スキマスイッチ
- 百田夏菜子
- 杏
- 真野恵里菜
- 桑田佳祐(サザンオールスターズ)
- 新山詩織
- 市川由衣
音域データ[編集]
- オリジナル(KAN)…最低音:F2(約174.61Hz)、最高音:G#3(約415.30Hz)。キーはニ長調→ロ長調→ニ長調→ホ長調。
- いきものがかり(吉岡聖恵)、川嶋あい(I WiSH)、百田夏菜子…最低音:A#2(約233.08Hz)、最高音:C#4(約554.37Hz)。キーはト長調→ホ長調→ト長調→イ長調。
- コブクロ、スキマスイッチ…最低音:F2(約174.61Hz)、最高音:G#3(約415.30Hz)、オリジナルキー(原調)と同じ。キーはニ長調→ロ長調→ニ長調→ホ長調。
- 杏…最低音:A2(220Hz)、最高音:C4(約523.25Hz)。キーは変ト長調(嬰ヘ長調)→変ホ長調→変ト長調(嬰ヘ長調)→変イ長調。
- 真野恵里菜…最低音:B2(約246.94Hz)、最高音:D4(約587.33Hz)。キーは変イ長調→ヘ長調→変イ長調→変ロ長調。
- 桑田佳祐…最低音:D#2(約155.56Hz)、最高音:F#3(約369.99Hz)。キーはハ長調→イ長調→ハ長調→ニ長調。