恥骨(ちこつ)とは、寛骨を構成する骨の一部である。
寛骨とは恥骨、腸骨、座骨のことであり、寛骨と仙骨、尾骨を合わせて骨盤となる。恥骨は出産のときに重要な働きをする。恥骨には恥骨上肢、恥骨結節、恥骨下肢、恥骨陵がある。だいたい骨盤の下あたりと思えばよい。あの穴がくりぬいてあるように見えるあたりである。そして中央にあるのが軟骨の恥骨結合でお産の時に開くのである[1]。