恒等式(こうとうしき)は、変数にどんな数を代入しても成り立つ等式。=の代わりに≡の記号で表すことがある。
x+5=5+x
この等式は、加法の交換法則により、xにどんな数を代入しても成り立つ。よって、恒等式である。一方、
x+5=5+5
この等式は、xに5を代入したときしか成り立たないので、恒等式ではなく、方程式である。
恒等式の左右を入れ替えても、恒等式となる。