慰安婦
(従軍慰安婦から転送)
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慰安婦(いあんふ)とは、戦争中に兵士の性欲を満たすために軍隊が雇った女性のこと。第二次世界大戦中、日本軍は数十万人の慰安婦を雇ったが、そのうちのかなりの部分が本人の意思と関係なく強制的に日本軍に連行された性奴隷であったことが戦後になって発覚、大韓民国をはじめとするアジア諸国との間で大きな外交問題となった。中でも、当時日本に植民地支配されており、約20万人の女性が慰安婦として強制連行された大韓民国との間では特に大きな問題になった。2015年には、慰安婦問題の日韓合意が行われ、慰安婦団体に10億円の賠償金を支払ったうえで、この問題を不可逆的に解決することで合意した。なお、韓国の慰安婦団体は、慰安婦の強制連行を後世に語り継ぐために、国内外に慰安婦像を建立している。