強冷房車

強冷房車(きょうれいぼうしゃ)は、弱冷房車の対義語である。ネット上で導入の希望が上げられているが、実際に導入されている所もある。(後述)

概要[編集]

改めて説明すると「強冷房車」は「弱冷房車」の対義語である。弱冷房車とは逆に温度が普通の冷房に比べて更に低く、なおかつ風量も強い冷房のことを指す。

昨今の日本の夏は地球温暖化の影響で夏場でもかなり暑くなる日が多くなってきており、弱冷房車でも空調が効かないという声も多く出てきている。そのためネット上では度々強冷房車の導入の要望が話題になっている。

弱冷房車は涼しくないので避けて乗っている。汗をかくので弱冷房車や普通の冷房では効かない、弱冷房車は廃止すべきというのが強冷房車を導入すべきという人の主な意見である。

強冷房車の導入が強く出ている一方で冷房に弱い人も存在しており、そのためにも弱冷房車の存続が必要だという意見も存在する。

Sirabeeが2023年5月25〜26日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に強冷房車に関する調査を行ったところ、「とても必要」と「やや必要」を合わせて全体で32％の人が強冷房車を必要と解答していた。

その一方で、「あまり必要ない」で、48.9％。「必要ない」の19.2％を記録しており、依然として強冷房車は必要ないという人が多いことも分かった。

また既婚・未婚の男性・女性別で分析した所、既婚男性の44％が強冷房車を必要としていると答えていることが分かった。

中国各地の地下鉄には弱冷房車と強冷房車の両方が設置されており、冷房を効かせてくれという意見と冷房が効き過ぎという両方の意見を反映して、乗客が少しでも快適に移動できるようにしているそうである。