引数
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引数(ひきすう)とは、主にプログラミング言語において、関数が入力する数のことである。
概要[編集]
プログラミング言語や数学において、関数は、ある値を入力して、入力に応じて変換した別の値を出力するものである。この、入力する値のことを引数と呼ぶ。関数を使う時は引数を指定する必要がある。また、プログラミング言語であれ数学であれ、関数は全て何を引数に取るかが決まっており、それを理解しておかなければならない。整数を引数とする関数に、小数や複素数を入力すると、誤動作の原因となる。数学でも、0での割り算禁止など、引数に関する約束事は多い。
一方関数を定義する際も、引数が何かを明示しなくてはならないし、重要なのは、引数の型(数学であれば定義域)を定義することである。本当のことを言うと、引数にどんな値が入力されてもきちんと動作する(引数に対応させたくない値が来た時はエラーを返す)ことはよく確認しておく必要があるが、難しい。
言語別の例[編集]
C言語[編集]
C言語では、引数として数や文字などを取ることができるが、特徴的なのはポインタ(変数のメモリ上のアドレス)を引数にできる点である。ポインタを引数とすることにより、計算機の負荷を小さくすることが可能となることが多い。一方、C言語の関数を使う時は、引数が数値なのかポインタなのかを把握しておく必要がある。
脚注[編集]