引数

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

引数(ひきすう)とは、主にプログラミング言語において、関数が入力する数のことである。

概要[編集]

プログラミング言語数学において、関数は、ある値を入力して、入力に応じて変換した別の値を出力するものである。この、入力する値のことを引数と呼ぶ。関数を使う時は引数を指定する必要がある。また、プログラミング言語であれ数学であれ、関数は全て何を引数に取るかが決まっており、それを理解しておかなければならない。整数を引数とする関数に、小数や複素数を入力すると、誤動作の原因となる。数学でも、0での割り算禁止など、引数に関する約束事は多い。

一方関数を定義する際も、引数が何かを明示しなくてはならないし、重要なのは、引数の型(数学であれば定義域)を定義することである。本当のことを言うと、引数にどんな値が入力されてもきちんと動作する(引数に対応させたくない値が来た時はエラーを返す)ことはよく確認しておく必要があるが、難しい。

言語別の例[編集]

C言語[編集]

C言語では、引数として数や文字などを取ることができるが、特徴的なのはポインタ(変数のメモリ上のアドレス)を引数にできる点である。ポインタを引数とすることにより、計算機の負荷を小さくすることが可能となることが多い。一方、C言語の関数を使う時は、引数が数値なのかポインタなのかを把握しておく必要がある。

脚注[編集]