常称寺 (尾道市)
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常称寺(じょうしょうじ)は、広島県尾道市西久保町にある時宗の寺院。
歴史[編集]
鎌倉時代後期の正応年間(1288年-1293年)に、真教(時宗2世)により創建されたと伝えられる。
境内[編集]
- 本堂 室町時代中期の建築とみられる。
- 観音堂 室町時代後期の建築とみられる。
- 鐘撞堂 江戸時代前期の建築とみられる。
- 大門 室町時代前期の建築とみられる。
- それぞれの建築は、後世に改変を受けているものの、多くの当初材が残存しており当初の姿がよく残る。中世に遡る時宗寺院建築は全国的にも例が少ないため、そのなかでも中世の遺構が3例も残っており、伽藍構成や歴史的展開などを理解する上で学術的価値が極めて高い。