属人器(ぞくじんき)とは、「一般的には、その人以外の人が使わない」食器のことをいう。 茶碗(飯茶碗や湯呑茶碗)や箸が代用的であり、ときに汁茶碗もここに含まれる。主に関西の習慣ではあるが、葬礼において故人の茶碗を割り、箸を折るという風習もある。 ただし、「衣鉢を継ぐ」という言葉もあり、故人が使っていた食器(応量器)を受け継ぐこともある。