寝違え
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寝違え(ねちがえ)とは、朝に起きた時、首に激痛が走り、首を動かそうとしても痛くて動かせないことである。横になって寝ていて寝違えるのは、睡眠中に不自然な姿勢をとったことが原因と見られている。単に姿勢が悪かったこともあれば、枕と頭の高さが合わず、不自然な姿勢になった場合もある。頭部の重さはおよそ5キロもあり、それだけの重さが不自然な形で首にのしかかると、首周りの筋肉を傷つけてしまうからである。
寝違えの原因として他に「冷房で首や肩周りを冷やしすぎて血行不良を起こし、それが寝違えの原因になったとするもの」「ストレスから首や肩周りが緊張して寝違えを起こしたとするもの」などがある。これらはいずれの場合も筋肉が炎症を起こして痛みの原因になったと見られている。そのため、寝違えた場合には患部に冷たい湿布やタオルでくるんだ保冷剤を当てて炎症を抑えることが必要で、これらの対症をした場合は痛みが和らいでいく。
逆にマッサージをしたり、首をグルグルと動かしたりは厳禁である。これらは患部の損傷を逆に酷くする可能性がある。また、患部を温めたりすることも炎症が広がるので厳禁である。