安部桂司
(安部南牛から転送)
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安部 桂司(あべ けいじ、1939年[1] - )は、北朝鮮問題研究家、元通産省技官[2]。ペンネームは安部南牛[3]。安部奎輔名義の著書もある[4]。
2000年頃から北朝鮮の工業・農業に関する研究を発表しており[5]、産経新聞によると「日本統治時代の北朝鮮の産業遺産に詳しい」とされる[3]。もともとは化学分野[2]、公害問題の専門家であったが[5]、「日朝国交正常化を前に、日本が北朝鮮に残した産業遺産が戦後、公害を垂れ流していないかの調査を求められ、北朝鮮に関心を持ち始めた」という[2]。
著書[編集]
- 『藤澤勘兵衛と土浦用水』(安部奎輔著、STEP、1994年)
- 『藤沢勘兵衛と研究学園都市の概成』(安部奎輔著、STEP、1995年)
- 『北朝鮮の軍事工業化――帝国の戦争から金日成の戦争へ』(木村光彦共著、知泉書館、2003年)
- 『戦後日朝関係の研究――対日工作と物資調達』(木村光彦共著、知泉書館、2008年)
- 『「次の戦争」に備える――筑波研究学園都市概成史』(論創社、2019年)
- 『日共の武装闘争と在日朝鮮人』(論創社、2019年)
脚注[編集]
- ↑ 安部, 奎輔, 1939- Web NDL Authorities (国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)
- ↑ a b c 《zak女の雄叫び お題は「会」》「日本は朝鮮半島で良いこともした」-本当のことを言えない異常 zakzak(2017年9月8日)
- ↑ a b 【「北朝鮮経済史」を読む】創氏改名は「朝鮮が希望、日本は反対」 「左翼」が作った北朝鮮史は欺瞞に満ちていた…(1/4ページ) 産経ニュース(2017年1月6日)
- ↑ 日共の武装闘争と在日朝鮮人 論創社
- ↑ a b 中川雅彦「書評 木村光彦・安部桂司著『北朝鮮の軍事工業化--帝国の戦争から金日成の戦争へ』」『アジア経済』45巻1号、2004年1月