子供部屋おじさん
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子供部屋おじさん(こどもべやおじさん)とは、おじさんと呼ばれる年齢になっても所帯を持たず、実家に居住する独身中年男性を揶揄した蔑称、インターネットスラング。類似の表現にパラサイト・シングルがある。
概要[編集]
成人し、おじさんと呼ばれる年齢になっても親元を離れない独身中年男性、いわゆる実家の子供部屋で過ごすおじさんへ向けた蔑称である。2014年頃から使われ始めたという説があるが、2019年初頭に入って脚光を浴びるようになった。漫画家・カレー沢薫はニュースインサイトに寄稿したコラムの中で「いい年をして親から自立せず、自分では何も出来ない、中身は子どものままのおじさんという批判が込められている」としている[1]。
論じる媒体によって「子供部屋おじさん」の定義には揺らぎがあり、「ニートや引きこもりとは違い、経済的に自立出来る状況にも関わらず、親元に寄生し続ける男性を指す」といったものから「無職の引きこもりも含まれる」「対人関係を極端に嫌い、子供部屋でアニメなど自分の趣味に没頭する独身男性」など、その主張は様々である[1][2]。
脚注[編集]
- ↑ a b 鋭すぎる言葉で物議を醸す「子供部屋おじさん」論議, カレー沢薫, 2019年3月18日, ニュースインサイト.
- ↑ 実家に寄生する“子供部屋おじさん”の実態…家族が悲痛の叫び, 山口準, 2019年3月17日, 日刊SPA!.