妙光寺 (八潮市)
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妙光寺(みょうこうじ)は、埼玉県八潮市中央の日蓮宗の寺。山号は長光山。
沿革[編集]
室町時代の文明3年(1471年)に日正を開山に創建された。
八潮市指定文化財[編集]
- 福徳三年私年号曼荼羅 福徳3年は地方の豪族、神社、寺院などの間で使われた私年号で、公式には延徳3年(1491年)にあたる。開山の日正が図顕したもの。
- 幸田一族の墓域 江戸時代に旗本であった幸田一族の墓域には、慶長17年(1612年)から明治元年(1868年)までの34名が葬られている。幸田一族は、寛永4年(1868年)まで中馬場村の150石の領主であった。妙光寺を菩提寺としたのは、宝暦8年(1758年)頃で幸田親盈以降とされている。幸田親盈(1691年ー1758年)は、江戸時代中期の和算学者で関流中根元圭らに師事し、天文や暦などを研究し、「白山暦解義」、「天文大成」、「八線表解義述意」などを著し、和算学に大きな業績を残した人物である。また、幸田親盈の子幸田親平は、和算学者、歌学者として知られ、江戸幕府の勧請奉行も務めた人物である。