奈良国立博物館

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

奈良国立博物館(ならこくりつはくぶつかん)は、奈良市登大路町に所在する日本で2番目に古い国立博物館である。東大寺興福寺春日大社などが付近にある奈良公園内の国立博物館である。仏教と関わりのある古美術品、考古遺品などの文化財の収集・保管・展示・調査・研究・教育普及事業等を行う。

沿革[編集]

  • 1889年(明治22年)、政府は帝国博物館(東京)、帝国京都博物館とともに帝国奈良博物館の設置を決定した[1]
  • 1895年(明治28年)4月、帝国奈良博物館本館が開館。
  • 1900年(明治33年)、官制改正に伴い 帝国博物館を帝室博物館に改名し、当館は奈良帝室博物館となった。
  • 1914年(大正3年)、正倉院掛が置かれる
  • 1937年(昭和12年)、収蔵庫建築。
  • 1946年(昭和21年)2月、戦後最初の特別 展観「京都御所宝物展」を開催。
  • 1947年(昭和22年)5月、奈良帝室博物館は文部省の管轄になり、 国立博物館奈良分館と改称。
  • 1950年(昭和25年)、文化財保護委員会附属機関となる
  • 1952年(昭和27年)7月、東京国立博物館の分館から独立し奈良国立博物館となる。
  • 1968年(昭和43年)6月、文化庁が発足し、文化財保護委員会は廃止され、文化庁の施設等機関となる。
  • 2001年(平成13年)、独立行政法人国立博物館の設置する博物館となる
  • 2007年(平成19年)、独立行政法人国立文化財機構 奈良国立博物館となる

基本事項[編集]

  • 名称:独立行政法人国立文化財機構 奈良国立博物館
  • 所在地:〒630-8213 奈良市登大路町50番地
  • 交通:近鉄奈良駅下車 登大路を東へ徒歩約15分

参考文献[編集]