大法寺 (東京都港区)
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大法寺(だいほうじ)は、東京都港区元麻布の日蓮宗の寺。山号は栄久山。旧本山は小湊誕生寺。寺格は平、潮師法縁。港区七福神の麻布一本松大黒天を祀り門前の大黒坂の由来となっている。付近に麻布一本松(別名は冠の松)がある。
沿革[編集]
中世[編集]
慶長2年(1597年)11月の開創。開山は慈眼院日利である。
近世[編集]
江戸時代は赤門寺とも呼ばれ、5世妙乗院日亮が伝教大師最澄作と伝える三神具足の大黒天(麻布一本松大黒天)を祀り、甲子縁日には賑わったという。
近現代[編集]
大正時代に関東大震災で焼失、昭和14年11月までに再建したが、昭和20年4月15日に太平洋戦争中の戦災で再び全焼した。昭和29年、仮本堂と庫裡を再建し、昭和42年11月に増改築を行った。
行事[編集]
- 60日に一度 大黒天大祭(甲子祭)がある。一般でも参加可能。
- 星祭、毎年12月22日
- 追儺会 毎年2月3日節分の日
歴代[編集]
- 富田泰陽(24世)
アクセス[編集]
- 麻布十番駅より徒歩4分
注[編集]