大江専一

大江専一（おおえ せんいち、1892年2月12日ー1945年5月29日）は、翻訳家。

人物

徳島県生まれ。米国コーネル大学卒。翻訳家として、伴大矩、葦田坦、露下弴(つゆしたとん)の筆名を用いた。

著書

• 『庭球』大阪屋号書店、1927
• 『ルーズベルト』大日本雄弁会講談社、1933
• 『米国の内幕』有光社、1941
• 『苦悶のアメリカ 國内情勢と戰力を探る』有光社、1942.4

翻訳

• 『月状顔 外七篇』(世界名作文庫）ジヤック・ロンドン 春陽堂、1932 ジャック・ロンドン
• 『賭博場殺人事件』ヴアン・ダイン 著, 伴大矩 訳、日本公論社、1934　ヴァン・ダイン
• 『エヂプト十字架の秘密』エレリイ・クヰーン 著, 伴大矩 訳、日本公論社、1934
• 『人生は四十から』W.B.ピットキン 著, 中央公論社、1934
• 『世界列強のプロパガンダ戦』ラムリー 著, 実業之日本社、1934
• 『狂竜殺人事件』ヴアンダイン 著, 伴大矩訳、日本公論社、1934
• 『エネルギー使用法』ウォルター・ピトキン [著], 実業之日本社、1935
• 『和蘭陀靴の秘密』クイーン 著, 春秋社、1935 エラリー・クイーン
• 『世界軍需王ザハロフ秘録』ダベンポート 著, サイレン社、1935
• 『世界固有名詞辞典』C.O.S.マウソン 著,訳編、文啓社書房、1935
• 『競馬殺人事件』ヴアンダイン 著, 伴大矩 訳、日本公論社、1935
• 『観光船殺人事件』ビガース 著,春秋社、1935
• 『狂竜殺人事件』ヴアンダイン 著, 伴大矩 訳、日本公論社、1935
• 『ABC殺人事件』クリスチイ著 伴大矩 訳、英・米探偵小説新傑作選集 [1]、日本公論社、1935　アガサ・クリスティ
• 『紙魚殺人事件』バアナビイ・ロツス著 伴大矩訳、英・米探偵小説新傑作選集 第2、日本公論社、1936
• 『博物館殺人事件』デヴイド・フローム 著 伴大矩 訳、英・米探偵小説新傑作選集 第4、日本公論社、1936
• 『月光殺人事件』ヴァレンタイン・ウヰリアムス著 伴大矩訳、英・米探偵小説新傑作選集 第5、日本公論社、1936
• 『勝利生活』フォスデック 著,実業之日本社、1936
• 『希臘柩の秘密』エレリー・クヰイン著, 伴大矩訳、サイレン社、1936
• 『地下墓地の秘密』エレリイ・クヰイン著, 伴大矩 訳、アドア社、1936
• 『トレント自身の事件』E.C.ベントリー著, 露下弴 訳、春秋社、1937
• 『熟練の科学』モリス・ヴテレス 著, 千倉書房、1937
• 『米国極東政策の真相』(日本国際協会叢書）ラルフ・タウンセンド著,日本国際協会、1937
• 『あなたの心』エネヴアー 著, モナス、1939
• 『欧洲の内幕』ジョン・ガンサー著,今日の問題社、1939
• 『欧洲の発火点』バーナード・ニユーマン 著, 今日の問題社、1939
  • （増補）『発火した欧洲』バーナード・ニユーマン 著, 今日の問題社、1939
• 『英国は没落する』ロバート・ブリッフォールト 著, 葦田坦 訳、改造社、1939
• 『亜細亜の内幕』ジョン・ガンサー 著, 今日の問題社、1939
• 『孤独 氷の家の記録』リチャード・E.バード 著, 大東出版社、1939
• 『出島 長篇小説』ランキヤスター 著, 鮎沢浩共訳、足利書房、1939
• 『上海ホテル』ヴィッキー・バウム著, 葦田坦 訳、改造社、1939
• 『パストゥール伝 人類の大恩人』フランシス・E.ベンズ 著, 青年書房、1940
• 『山の英雄』パアル・バック 著, 葦田坦 訳、改造社、1940 パール・バック
• 『米国の輿論診断』G.ギャラップ, ソール・F.レー 共著, 高山書院、1941
• 『欧洲の七不思議』ジュール・ロマン著, 新世社、1941
• 『幸福の家』ニーナ・フェドロヴァ著, 葦田坦 訳、改造社、1941
• 『明日の海戦』F.プラツト 著, 高山書院、1941
• 『満洲踏査行』(大陸叢書）ヘンリー・ヂェームズ 著, 指田文三郎共訳、朝日新聞社、1941
• 『南満騎行』(大陸叢書）ジョージ・フレミング 著, 指田文三郎共訳、朝日新聞社、1941
• 『南支遊歴記』(大陸叢書）ハリー・フランク 著, 指田文三郎共訳、朝日新聞社、1941
• 『東印度』アムリ・ヴァンデンボッシュ 著, 改造社、1943
• 『軍犬物語 少年』ザルテン 原著, 蘆田多寧 訳、文園社、1943　フェリックス・ザルテン
• 『冬季に於ける機械化作戦』ジョン・ランドン・デーヴィス 著, 山海堂、1944