地質時代
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地質時代(ちしつじだい)とは、地球を地質学的にみて、いくつかの時代に区分したもの。地質年代とも呼ばれる。
区分の仕方[編集]
区分の要素としては、生物の進化、気候変動などがある。区分は5つの階層に分かれている。
累代[編集]
一番大きな分け方。地球誕生から順に現在まで、冥王代[1]、始生代、原生代、顕生代と分かれる。なお、冥王代から原生代までを合わせて先カンブリア時代という。
代[編集]
累代をいくつかに分けたもの。始生代以降にのみある。例えば、顕生代では、古い方から古生代、中生代、新生代と分かれる。
紀[編集]
代をさらに分けたもの。原生代以降にのみある。
世[編集]
紀をさらに分けたもの。顕生代にのみある。例えば、第四紀では、古い方から更新世と完新世、人新世[2]に分けたもの。
期[編集]
世をさらに分けた、一番細かい区分。顕生代にのみある。例えば、更新世[3]では、古い方からジェラシアン、カラブリアン、チバニアン、(未定)に分かれる。
沿革[編集]
1841年、フィリップスによって示準化石に基づいて地質時代を古生代、中生代、新生代の3つに区分した。
参考文献[編集]
- 渡嘉敷哲ほか『新ひとりで学べる11地学ⅠB』清水書院