国民生活基礎調査

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国民生活基礎調査(こくみんせいかつきそちょうさ)とは、国の重要な基幹統計のひとつ。

概要[編集]

厚生労働省政策立案などの基礎資料とするため、昭和61年(1986年)から毎年実施している調査のことである。調査員が無作為に抽出した全国の家庭に世帯構成や所得、就業状況、生活意識などについての調査票を配布し、後日回収することになる。3年に1回は詳細な質問を盛り込んで大規模に調査する。

令和元年(2019年)は3年ごとの大規模調査の年で、子供の貧困率や介護の状況も調べている。実務は各地の保健所などが担うことになる。令和2年(2020年)には新型コロナウイルス感染症の対応や調査員訪問による感染リスク回避のため、全面的に初めて中止することが決定された。