団体芸

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団体芸とは、その名の通り「団体で披露する芸」全般を指す言葉であるが、狭義では、複数のお笑い芸人たちが動き・台詞を合わせることで生み出す笑いを意味する。

概要[編集]

広義では、忘年会で披露するダンスなど、笑いの要素がないものも「団体芸」である。

お笑い業界[編集]

正規のコンビ・トリオが披露するネタ(漫才・コントなど)が「団体芸」と呼ばれることはない。主に、バラエティ番組やライブなどの平場で、垣根を越えて複数のお笑い芸人・グループが動きや台詞を合わせたものを「団体芸」と呼ぶ。

吉本興業は団体芸を重視する傾向が強く、他の事務所の芸人のなかには空気に馴染めず戸惑う者も時折いるという。

有名な団体芸には、以下のものがある。

  • 誰かがボケる → 全員で椅子からずっこける
  • 「じゃあ俺がやるよ!」→「どうぞどうぞ」(元々はダチョウ倶楽部のネタ)
  • ♪お化けの救急車~ (ペナルティのワッキーがこのフレーズを連発しながら踊りだし、止めに入った人も同じ歌・踊りをしてしまうというもの)
  • 鬼越トマホークの喧嘩ネタ (鬼越トマホークの2人だけでは笑いが成立せず、喧嘩している他の芸能人を必要としている点で「団体芸」的である)