四国四兄弟・2014年正月漫画概要
ここでは、2014年の正月漫画についてまとめる。
概要[編集]
- 幹事:福岡
今回の正月漫画は「抵抗OK!戦闘アリの大規模鬼ごっこ」。テレビ番組「逃走中」をモチーフとしているが、以下のオリジナル設定がある。
- フィールドはスタート地点のグラウンドを中心に「街エリア」「森エリア」「小山エリア」「海エリア」そして最終イベントのための「?」エリアがある。「?」エリアは日本風の城になっている。
- 鬼に立ち向かった場合鬼も戦闘で対応する(「戦闘アリ」のゆえん)。
- チーム戦で、生き残った人の割合で勝者が決まる。鬼から奪ったサングラスで人数を加算する事も可能。
- 鬼は基本的にサングラスを奪われたら(=外したら)失格。
- 全員が鬼に捕まる(=肩にタッチされる)か鬼が全滅した場合は終了(制限時間は特に無し)。
- 女子や9歳以下の鳥取へのハンデとして「熊本と鹿児島は女子を追いかけない」がある(但しあくまでも追いかけないだけで、肩をタッチしないわけではない)。
- 水上の移動手段は徒歩か走行のみ。エリア外に出ると失格。
以下は49以降で判明した新ルール
- 九州以外のプレイヤーがサングラスを装着するとそのプレイヤーは九州の「鬼」と同様の扱いとなり、他のプレイヤーを捕まえ失格にする事が可能になる。また、サングラスを外したり、他の「鬼」に捕まれば失格となる。
- 九州の鬼は新しい鬼も捕獲対象となる(但し一般プレイヤーが優先して捕獲対象となる)
- 新しい鬼は九州の生存率にはカウントせず、所属するチームの生存率としてカウントされる。
- サングラスを持っていたプレイヤーが失格となった場合、そのサングラスも使用不能となり、イベント用としても使用できなくなる(牢屋の向こうから取りに来た人に渡す事は可能)。※こちらは70で判明
以下は99で判明した新ルール
- 失格したプレイヤーが鬼を妨害すると、そのプレイヤーが所属するチームにはペナルティが課せられる(100では東北、近畿に対し罠を仕掛ける)。
以下は105で判明した新ルール
- サングラスを池に落とすと新潟から金のサングラスが貰える。
- 金のサングラスを装着中は10分間無敵状態となり、鬼に肩をタッチされても失格にはならず、自分のチームのプレイヤーに触れれば(肩でなくてもOK)あらゆる状態異常から回復させられる。10分間経過するかサングラスを外せば普通のプレイヤーに戻る。
以下は128で判明した新ルール
- ゲーム後半になると中部のイベントをクリア後に最終イベント参加に必要な高級品が貰える。その高級品を持って「?」エリアの城へ行けば最終イベントに参加できる。最終イベントはかぐや姫(石川)に高価な物を与え、婿として認められる事。評価は中部のイベントの難易度により違う固定制である。
以下は164で判明した新ルール
- かぐや姫が月へ帰るのを阻止したプレイヤーは、その所属しているチームの失格者を檻から解放できる。阻止するには貢物のランクに応じて貰ったカラーボールを月の使者(ホタルイカ)に投げて阻止しなければならない。月の使者のイカ墨を大量に受けると失格。参加者(宮城、栃木、埼玉、岡山、徳島)全員がイカ墨を大量に受けたが、鬼全滅後の失格であったため無効であった。
スタッフ[編集]
- 鬼
- 福岡(幹事も兼任)、佐賀、熊本、大分、宮崎、鹿児島(一人当たり16.67%)
- ゲーム進行スタッフ等
- 長崎(総合進行担当)、北海道、沖縄(審判。「?」エリアの城の門番も兼任)
- イベント担当
- 三重を含む中部が担当。イベントをクリアした者に、前半は鬼になる為のサングラス、後半は最終イベントに参加するために必要な高級品が渡される。
- 長野:白雪姫に登場する女王
- 毒林檎(山梨曰く親切な毒)を秋田、青森に与え仮死状態に。目を覚ますには王子のキス(という名のアイテム)を使用しなければならない。それが不可能な場合は失格になるしか方法が無い。高級品は長野県産顕微鏡。
- 三重:人魚姫
- 真珠(最終イベントに使用するためのもの)を所持しており、その真珠を譲る条件は「王子様に会うためにサングラス(または、それに近いアイテム(ゴーグル等))が必要」である。
- 岐阜
- 笠地蔵(高山市のグループ)
- 全員に笠をかぶせなければならない。お礼はサングラス。
- 食品サンプルのお菓子の家の制作(郡上市の個体)
- 猟師の家(お菓子の家)を制作。
- タイル撒き
- 山口と島根が歩いた跡にタイルを撒いた。結果的に熊本が中四国グループを発見するきっかけとなる。その後も中四国グループの生存者の足跡にタイルを撒き続けている。
- 7人の小人(岐阜市・関市のグループ)
- 秋田が池に落ちパニックになっていた宮城、山形を見つけるや鵜飼いで秋田を救い出す。金のサングラスの力で秋田を復活させた山形を王子扱いする。
- 富山:笠売り→城の女中
- 岐阜に被せる笠を売る笠売りを担当したが、徳島が笠をもっていたため無意味であった。一応条件があるらしいが、現時点では不明。153より城の女中「富田山子」(偽名)として解説役で登場、その正体はかぐや姫を迎えに来た月からの使者。
- 福井:鶴の恩返しの鶴
- 猟師の罠にはまった鶴。猟師にしか罠を外を外せないという設定。外すとお礼として福井羽二重が貰える。
- 山梨:猟師
- 鶴を捕獲した猟師。鶴の罠を外す条件は宝物を差し出す事。
- 静岡:赤ずきんならぬ静岡ずきん
- 孫の見舞いに登場。埼玉と茶摘み対決を行う。一定の茶を摘めば負けてもクリアで、お礼にピアノが貰える。
- 新潟:木こりの泉の女神
- チーム東北に落とした秋田はどちらなのか尋ねる。池に落ちたサングラスを金のサングラスに交換する役割も持つ。
- 愛知:殿様
- 最終イベントに登場。詳しい設定は151ページを参照。
- 石川:かぐや姫
- 最終イベントに登場した姫。今回の正月漫画で最も遅い登場となった。
チーム[編集]
4チームで出場
- チーム東北
- 6人(一人当たり16.67%)
- チーム関東
- 7人(一人当たり14.29%)
- チーム近畿
- 10人(一人当たり10%)
- チーム中四国
- 9人(一人当たり11.11%)
オープニングゲーム[編集]
播磨が体感で60秒を当てるゲームに挑戦するが、当てた時刻が1秒98前だったため即ゲームスタートとなった。
ゲーム進行状況[編集]
太字は現時点での生存率
チーム東北[編集]
- ゲーム開始と同時に小山エリアへ移動(100%)→小山エリアで雪を降らせて足場を悪くし、さらにその雪でかまくらを作りやり過ごす作戦を決行→女王役の長野の林檎を食べた秋田と青森が倒れる。ゲームオーバーを回避するには前述の方法で行わなければならないが、何を勘違いしたのか、王子の地名があり、且つキスの料理があるキャラを探しに全員下山してしまう→失格者が捕まっている牢屋へ移動→到着し愛媛からサングラスを貰い聞き出しを行うものの、直後に大分が青森、岩手、福島を確保。生存率が半減(なお、これにより青森が目を覚ます)→失格した青森が秋田、宮城、山形を逃がす為に大分を妨害したためペナルティが課せられる(罠)→宮城が罠にはまり背負っていた秋田が池に落ち、きこりの泉の女神に扮している新潟と出会い、「落としたのは金の秋田か、それとも翡翠の秋田か」と迫られる→成り行きで両方貰った代わりに秋田が池に戻されたままに→愛媛から貰ったサングラスを池に落とし、新潟から金のサングラスに交換してもらう。山形が装着し、山形が10分間無敵状態に→7人の小人に扮した岐阜によって秋田が救い出される→山形の金のサングラスの力で秋田が復活、これにより山形が岐阜から王子扱いされ「?」エリアの城に強制連行される→その途中で神奈川、滋賀、和歌山、宮崎、鹿児島と衝突し、結果その5人が失格に→山形を追いかけていた宮城と秋田が「?」エリアの城に到着→王子の衣装をされた山形が城主の愛知と面会、金のサングラスが事実上の献上物になろうとしていたがあと一歩のところで時間切れに(生存数1扱いとなっていたサングラスカウントも消滅)→宮城が翡翠の秋田を所持し、最終イベントに参加(秋田は金の秋田の持ち出しに手間取った為集合に間に合わず)→秋田がイベントの入り口へ戻るも、直後に偶然出会った大分に肩をタッチされる(鬼に対する礼儀という理由で逃げなかった)→宮城が持っていた翡翠の秋田は、ランクCと判定される→山形がいつの間にか大分にタッチされ失格になっていた。
鬼全滅の時点で宮城のみ生存。生存数は1(16.67%)
チーム関東[編集]
17〜81[編集]
- ゲーム開始と同時に街エリアへ移動(100%)→関東が佐賀を包囲する作戦を実行するも、佐賀が自爆による総攻撃を選ぶ→左記の結果、栃木のディフェンスの隙を突いて埼玉が佐賀のサングラスを奪取、その間に茨城、群馬、東京、千葉が失格となったため生存者は4人(栃木、埼玉、神奈川+サングラス1つ)に→神奈川がサングラスを装着し、神奈川が新しい鬼となった(57.14%)→鬼となった神奈川がチーム近畿を次々と捕える→神奈川が滋賀&和歌山と忍者バトルを繰り広げる→神奈川から離れた埼玉と栃木が静岡と出会う→埼玉がそのまま静岡と茶摘み対決へ。結果、神奈川、埼玉、栃木の3人はバラバラで行動する事に(この時点での生存率は神奈川が装着したサングラスを含めて57.14%)。
82〜[編集]
分散キャラごとに節を分ける
- 神奈川
- 神奈川が滋賀と和歌山を追尾中に鹿児島と遭遇→滋賀と和歌山の策略によって鹿児島と戦う羽目に→決着がつかないまま金のサングラスを装着し岐阜に運ばれる山形と衝突し、失格(装着していたサングラスも無効となる)。
- 埼玉
- 静岡とのイベントで茶摘み対決を行うが敗北。ノルマは達成できたのでクリア扱いとなり、最終イベント参加に必要なピアノをプレゼントされ、そのまま最終イベントに参加→かぐや姫に献上したピアノはスマホで見せただけであるため、ランクEと判定される。
- 栃木
- 下山した長野と合流。最終イベントに関する説明を受け、顕微鏡を渡され(栃木は「いらない」と言っていたが)、そのまま最終イベントに参加。顕微鏡は、ランクEと判定される。
鬼全滅の時点で栃木、埼玉が生存、生存数は2、生存率は28.57%となる。
チーム近畿[編集]
- ゲーム開始と同時に海エリアへ移動→オープニングゲームの播磨が脱落。生存率が90%に下落→途中で人魚姫(三重)と遭遇するが、無視して滋賀の提案でバラバラになって隠れる事に→71に入ったところで近畿のメンバー(滋賀、奈良(仏像に変装)、和歌山を除く)が次々と神奈川に捕えられ脱落(ここまで生存率は30%)→滋賀&和歌山が神奈川と忍者バトルを繰り広げる→失格になった大阪が神奈川を妨害していたため、近畿にも東北と同様ペナルティが課せられるが、前述の理由で掛からなかった→滋賀と和歌山が偶然出会った鹿児島を盾に神奈川を防御。その後偶然宮崎に遭遇するも、直後に偶然金のサングラスを装着し岐阜に運ばれる山形と衝突し、失格。
鬼全滅の時点で生存者は奈良のみとなり、生存率は10%。なお、最終イベントのホタルイカのイベントを考慮した場合、奈良が唯一の生存者となる。
チーム中四国[編集]
- ゲーム開始と同時に分散(徳島&香川&広島グループ、島根&山口グループ、愛媛&高知&岡山グループ)して移動→転倒した鳥取が脱落。生存率が88.89%に下落
17〜60[編集]
分散グループごとに節を分ける
- 広島・香川・徳島
- 東北によって雪道と化した小山エリアを移動中に傘地蔵(岐阜・高山市グループ)と遭遇、徳島が用意した傘を岐阜たちにかぶせ、岐阜からお礼としてサングラスを1つ貰う。生存率が100%に上昇、同時に広島が新しい鬼となった→愛媛らのグループと合流
- 島根・山口
- 鶴の福井からの依頼で猟師の山梨へ、さらに山梨から依頼を受ける。
- 愛媛・高知・岡山
- 真珠を所持している人魚姫(三重)と遭遇→三重からの依頼を聞くと同時に広島らのグループと合流
この間の生存率の変動は88.89%→100%
61〜70[編集]
- 愛媛・高知・岡山グループと広島・香川・徳島グループが合流→直後に愛媛がうっかり広島のサングラスを取ってしまい、生存率が再び88.89%に下落→山口・島根のグループが合流→岐阜が山口・島根グループの歩いた跡に撒いたモザイクタイルを頼りに動いた熊本と遭遇→愛媛が前述の償いとして熊本を止めるが、そのまま肩をタッチされ失格に(これにより愛媛が所持していたサングラスも中四国の生存率にカウントされなくなる)。生存率が66.67%に低下→高知と山口が熊本に立ち向かう(それ以外は再び分散して逃亡)→高知と山口が熊本への攻撃の是非について論じている間に熊本にタッチされ失格。
71〜145[編集]
- 香川、徳島
- 三重のイベントの最中。徳島が三重にサングラスの代わりに地元産のゴーグルを渡す。お礼として三重から最終イベントに使用する真珠を渡される→最終イベントでは香川とジャンケンをして負けた徳島が参加。
- 岡山、島根
- 再び山梨の元へ移動。島根が山梨にめのうの首飾りを出して事無き事を得る。福井はお礼として福井羽二重を渡す→最終イベントは島根の圧力に負けた岡山が参加。
146〜[編集]
- 岡山、徳島
- 最終イベントに参加。徳島が持っていた首飾りはランクB、岡山が持っていた羽二重はランクAとそれぞれ判定される。
- 島根、香川
- 最終イベント参加のため秋田とともに残ったが、島根がお菓子の家に入っていたためタイルをたよりにやって来た大分に見つかり、2人とも無抵抗のまま肩をタッチされ失格に(島根は一人だけ逃げるのに不満を感じたため、香川はイベントだと勘違いして逃げなかった
鬼全滅の時点で岡山、徳島の2人が生存。生存率は22.22%
九州(鬼)[編集]
- ゲーム開始と同時に熊本と鹿児島が播磨、福岡が鳥取を確保(100%)→佐賀がチーム関東に包囲され、関東を道連れに自爆(83.33%)→熊本が岐阜が撒いたタイルを頼りに移動しチーム中四国と遭遇、愛媛が止めに入るもそのまま愛媛を確保、続いて高知と山口を確保→檻の近くで待ち伏せしていた大分が青森、岩手、福島を確保→神奈川が滋賀と和歌山に盾にされた鹿児島と遭遇、神奈川と戦闘を開始→滋賀と和歌山が宮崎と遭遇→偶然金のサングラスを装着し岐阜に運ばれる山形と衝突し、宮崎と鹿児島が神奈川、滋賀、和歌山と共に失格(50%)→福岡が熊本と合流、熊本のプレイヤー(武闘派の山口&高知)確保が不完全燃焼だと勘違いした福岡が、熊本に宣戦布告する、その後の戦闘で相打ちとなり、両者ゲームオーバー。結果的に残りの鬼は檻の前で待機している『大分のみ』となった→大分が最終イベントの会場へ移動し、外で待機中の秋田、島根、香川を確保、次いで会場内で山形を確保→残りのプレイヤーを確保しようと動くも愛知に阻止される(サングラスも取られてしまったが、愛知の暴走によりプレイ続行)。
163で大分が失格となったため、鬼は0人となった。
失格者[編集]
括弧内は失格と判明した項および捕獲した鬼(またはサングラスを奪ったプレイヤー)。ホタルイカによる失格者は除外
- チーム東北
青森、岩手、福島(以上、93、大分)、秋田(150、大分)、山形(159、大分)
- チーム関東
茨城、群馬、東京、千葉(以上、46、佐賀)、神奈川(120、山形)
- チーム近畿
播磨(18、熊本&鹿児島)、神戸、丹波、淡路、但馬、大阪、京都(以上、71、神奈川)、滋賀、和歌山(以上、120、山形)
- チーム中四国
鳥取(18、福岡)、広島(61、愛媛)、愛媛(67、熊本)、山口、高知(以上、69、熊本)、島根、香川(以上、150、大分)
- 九州(鬼)(前述の通り全滅)
佐賀(46、埼玉)、宮崎、鹿児島(以上、120、山形)、福岡(126、熊本)、熊本(126、福岡)、大分(163、愛知)
最終結果[編集]
- チーム東北:6人中1人生存、16.67%(3位)
- チーム関東:7人中2人生存、28.57%(優勝)
- チーム近畿:10人中1人生存、10%(最下位)
- チーム中四国:9人中2人生存、22.22%(準優勝)
優勝の関東には、賞品として九州の最高級食材使用の豪華な食事を与えられた。但し厳密には・・・。
中部がイベント中にサングラスを4個所持しており、それを考慮すれは中部の生存率は40%でトップとなる。その後新潟が「スタッフの立場での優勝はあり得ない」として自分が所持しているサングラスを山形に返還。さらに山形は秋田を助けるきっかけを作った愛媛にサングラスを返還。但し神奈川、宮崎、鹿児島の所持しているサングラスも含めた場合、神奈川が既に北海道にサングラスを渡しているため、その結果・・・・。
- チーム東北:6人中1人生存、16.67%(6位)
- チーム関東:7人中2人生存、28.57%(5位)
- チーム近畿:10人中1人生存、10%(最下位)
- チーム中四国:9人中2人生存+サングラス1個、33.33%(準優勝)
- 中部:10人全員スタッフ+サングラス3個、30%(4位)
- 北海道&沖縄:2人中全員スタッフ+サングラス1個、50%(優勝)
- 九州(鬼):6人全員全滅+サングラス2個、33.33%(準優勝)
という事になる。