向井戸まなか
向井戸 まなか(むかいど まなか)は、『凪のあすから』に登場する架空の人物。
設定[編集]
- 声 - 花澤香菜
概要[編集]
先島光、比良平ちさき、伊佐木要と共に海の村である汐鹿生で暮らしてきた幼馴染4人組の一人。波路中学が廃校になり、他のメンバーと一緒に地上の美濱中学校に通うことになる。天然でドジなところがあるが、芯の強いところがありみんなを突き動かすこともある。
第一部[編集]
美濱中学校に初めて登校する途中、網に引っ掛かったところを木原紡に引き上げられ、紡と初めての出会いを果たす(光曰く「誰かが誰かと特別な出会いをしたその瞬間」)。 その後に紡がまなかに対して他の陸の生徒と違う自然体な対応をしてきたこともあり、気になる存在となった。まなか自身、紡に対してどういう感情を抱いているのかを理解できていなかったが、後に「太陽みたい」と語っている。紡との出会いから、光に対しても以前とは違う感情を抱くようになってくる。
要の発言がきっかけで、光に告白される。そして、おふねひきの前に再び光に想いを伝えられ、光におふねひきが終わったら話すことがあると告げた。しかし、おふねひきの最中にあかりが海に投げ出されたことで、光と共に救出。そのときに、あかりの身代わりとなるかのように海に沈んでいってしまった。
第二部[編集]
光や要が目を覚ますなか、未だに眠り続けていたまなか。光と要と一緒に汐鹿生に潜った潮留美海によって発見される。しかし、まなかのエナが剥がれかけていた。そのため、まなかの命の危険を感じた光が地上へと連れ出していった。
地上に出た後は、海神様の影響で人に対する好意が分からなくなるという症状に襲われる。それでも、光たちの協力によって人を好きになる気持ちを思い出すことができた。そして、光と想いを共有するような場面が見受けられた。最終回では美海に「まなか」と呼び捨てで呼ばれている。