古山高麗雄(ふるやま こまお、1920年8月6日-2002年3月11日)は、作家。
朝鮮・新義州生まれ。旧制第三高等学校文科丙類中退。太平洋戦争では南方に出兵。戦後、日本映画教育協会、河出書房、教育出版、芸術生活社等を経て、江藤淳、遠山一行らの同人誌『季刊藝術』に編集長として参加、創作を始める。1970年、戦争体験を描いた「プレオー8の夜明け」で芥川賞受賞、72年『小さな市街図』で芸術選奨文部大臣新人賞受賞。94年「セミの追憶」で川端康成文学賞受賞。2000年、菊池寛賞受賞。