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双極子

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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双極子とは、一対の正負の同じ大きさの単極子(モノポール)を微小距離だけ離れた位置に置いたもの。和訳せずダイポールとも。

概要[編集]

双極子は、からの単極子への方向ベクトルとその大きさとので特徴づけられる。 このベクトルを双極子モーメントや双極子能率と呼び、双極子モーメントの方向との関係により指向性を持つ場となる。 一般に双極子のポテンシャルは、単極子のポテンシャルの空間についての偏微分で表される。

各分野[編集]

電磁気学[編集]

  • 単極子が電荷である場合、その双極子を電気双極子と呼ぶ。
  • 単極子が磁荷である場合、その双極子を磁気双極子と呼ぶ。

通信[編集]

通信技術では、電磁気学分野の双極子の応用がある。通信なので指向性などが重要になる。

原子・分子[編集]

音響[編集]

音源の双極子が登場する。

気象[編集]

インド洋における気象現象であるインド洋ダイポールモード現象などがある。

関連項目[編集]