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双極子
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双極子とは、一対の正負の同じ大きさの単極子(モノポール)を微小距離だけ離れた位置に置いたもの。和訳せずダイポールとも。
概要[編集]
双極子は、負から正の単極子への方向ベクトルとその大きさとの積で特徴づけられる。 このベクトルを双極子モーメントや双極子能率と呼び、双極子モーメントの方向との関係により指向性を持つ場となる。 一般に双極子のポテンシャルは、単極子のポテンシャルの空間についての偏微分で表される。
各分野[編集]
電磁気学[編集]
通信[編集]
通信技術では、電磁気学分野の双極子の応用がある。通信なので指向性などが重要になる。
原子・分子[編集]
- 原子核物理学では、巨大双極子共鳴やソフトダイポールモードなどで双極子の概念が登場する。
- 化学では、極性などの議論で電気的な双極子モーメントが登場する。
音響[編集]
音源の双極子が登場する。
気象[編集]
インド洋における気象現象であるインド洋ダイポールモード現象などがある。