博約義塾

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博約義塾(はくやくぎじゅく)は安藤令三郎が開設した数学に関する塾である。樟南高等学校(現在鹿児島市武岡)の前身である。

歴史[編集]

  • 1883年(明治16年)、安藤令三郎(博約義塾創立者兼塾長)は東京牛込区に博約義塾を創立した。
  • 1885年、『代数学』を出版する。(出版地:麹町区飯田町六丁目十五番地)
  • 1890年頃、鹿児島に移転。
  • 1916年(大正5年)に博約鉄道学校に改称・改組する。博約義塾は、博約鉄道学校から、その後、鹿児島鉄道学校、鹿児島商工高等学校、樟南高等学校と改称している。

時任鵰熊[編集]

1874年生まれの洋画家時任鵰熊は1891年(明治24年)から1892年(明治25年)まで博約義塾で学んだという[1]

著書[編集]

  • 安藤令三郎(1885)『代数学』博約義塾
  • 高橋孝太郎 編(1887)『幾何応用問題詳解. 第1編』幾何応用問題詳解出版事務所

外部リンク[編集]

樟南高等学校

参考文献[編集]

  1. 作家解説佐賀県立博物館報,1983年9月1日