北山雫
北山 雫(キタヤマ シズク)とは、web小説・ライトノベル・漫画・アニメ『魔法科高校の劣等生』に登場するキャラクターである。スピンオフ漫画『魔法科高校の優等生』ではレギュラー陣となっている。CV:巽悠衣子。
概要[編集]
国立魔法大学付属第一高校に在籍する女子生徒。物語開始時は1科生で、1年A組の高校生で、司波深雪と光井ほのかのクラスメイト。ほのかとは幼馴染の間柄で、常に一緒に行動したり、ほのかの深夜帯の愚痴電話にもちゃんと付き合うほど仲が良い。また、雫の家とほのかの家は家族ぐるみでの付き合いをしている。
日本の財界に大きな影響力を持つ資産家で、作中屈指の大富豪「北山家」の子女。父親は現当主の北山潮、母親はかつて振動系魔法で名を馳せたAランククラスの強力な魔法師である北山紅音である。その血筋からか、魔法実技の成績は2位と優秀である(1位はもちろん深雪)。
外見的特徴[編集]
髪の色は灰色。髪型はショートカットで、モミアゲ部分を長めのマッシュレイヤーにして毛先に段差を付けている。瞳の色はグレーで、ジト目。
大人びた顔立ちをしており、水準以上の美少女と言われている。身長はほのかと比べ頭半分くらい低い。小柄で華奢な体格のロリ属性キャラ。ナイスバディなほのかや他の女子キャラ陣が凄いので更にロリ体型に見えるが、文庫版では「思っていたほど子供体型ではない」と記されている。しかし、フリルの付いた可愛らしい服が良く似合うのは確か。作中でも「大人びた顔立ちでフリルを多用した水着を着ていると倒錯的な妖しい魅力がある」と凄い描写がされている。
性格[編集]
口数が少なく、あまり喋らない。また、基本的に嘘は付かない。表情の変化が乏しく大人しいが無感情では無く、ちゃんと相手を気遣ったり、やさしい表情を見せる。しかし、あまり感情を見せないため、シェイクスピア作品の登場人物が言いそうな甘ったるい言葉・やけに長い褒め言葉を顔色一つ変えずに淡々と話す。
1科生の優秀な生徒ではあるが、ほのか共々2科生に対する差別意識は無い。そのため、2科生である司波達也達とも友達となった。
戦闘能力[編集]
基本的に何事もそつなくこなせるが母親の影響からか、振動系魔法を最も得意とする。その優秀っぷりから海外留学している。また、九校戦新人部門に代表選手として出場し、出場部門で優勝と準優勝という輝かしい結果を残した。
主な使用魔法[編集]
- 共振破壊
対象物に物体の振動数を上げていく魔法を掛け、自動的に感知・振動破壊する。北山母子が最も得意とする振動系の系統魔法。
- 能動空中機雷(アクティブ・エアー・マイン)
魔法使用時にその発動した魔法の事象改変が作用する領域「仮想領域」を空中に展開し、対象が侵入したエリアに振動を発射する魔法。標準はCADが勝手にやってくれるが、演算は膨大な量を自力でやらなければいけない。
- フォノンメーザー
超音波照射による熱で攻撃する魔法。超音波は振動を掛ける事で高熱を帯びている。