首相秘書官

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首相秘書官(しゅしょうひしょかん)とは、首相秘書を務める職務である。内閣総理大臣秘書官(ないかくそうりだいじんひしょかん)、総理秘書官(そうりひしょかん)とも言われる。

概要[編集]

首相官邸には秘書官が5人いるが、内訳は政務秘書官が1人、事務秘書官が4人となる。

  • 政務秘書官 - 首相が政治活動をする上での黒子役のようなもので、首相のスケジュールを調整したり、面会や会談を設定したり、首相の政務関係を取り仕切る秘書。長年、首相の個人秘書を務めた者が採用される場合が多く、一例として小泉純一郎元首相の首相秘書官の飯島勲も小泉の個人秘書を長年にわたって務めてきた一人である。
  • 事務秘書官 - 財務・外務・経済産業・警察などの各省庁から出向してきているエリート官僚で選ばれ、出身省庁をはじめとする各省庁との連絡、調整役を務める。また、首相の政策ブレーンを務める。だいたい任期は2年から3年で、退任後は出身省庁に戻ることになるが、その際には審議官クラスの椅子が用意されている場合が多く、官僚の中ではエリートコース中のエリートコースである。

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