公共の電波

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公共の電波(こうきょうのでんぱ)とは、「ラジオテレビなどの電波放送は公共の財産であるため、公平で不偏不党な内容を放送しなければいけない」という理念を、簡潔に表現したフレーズである。

アナウンサーの公私混同?[編集]

放送には公共性があり、放送電波は「公共の電波」とされる。1996年に日本民間放送連盟(民放連)と日本放送協会(NHK)が定めた「放送倫理基本綱領」の一節に「放送は(中略)放送の公共性を重んじ」と書かれている。

しかし、アナウンサーの結婚・妊娠・退社報告などがテレビ番組内で行われ、「公私混同」であると批判されることが多々ある。

「公私混同」と批判された例[編集]

  • 2014年9月:生野陽子アナウンサーと中村光宏アナウンサーが「めざましテレビ」(フジテレビ系列)内で結婚報告を行い、視聴者から疑問の声が出る。[1]
  • 2014年11月:枡田絵理奈アナウンサーが「いっぷく!」(TBS系列)内で結婚報告を30分近く行う。[1]
  • 2018年4月:徳島えりかアナウンサーが「ZIP!」(日本テレビ系列)内で結婚報告を行い、視聴者から批判的な意見が出る。[2]
  • 2023年3月:水卜麻美アナウンサーが「ZIP!」(日本テレビ系列)内で結婚報告を行い、BPO(放送倫理・番組向上機構)に視聴者からクレームが寄せられる。[3]
  • 2023年4月:新井恵理那アナウンサーが「グッド!モーニング」(テレビ朝日系列)内で20分以上結婚報告を行い、SNSで炎上する。[4]

公私混同を避けたアナウンサーの例[編集]

  • 小川彩佳アナウンサーは公私混同を嫌い、結婚の報告を行わなかった。[5]

脚注[編集]