先編集主義

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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先編集主義(さきへんしゅうしゅぎ、せんへんしゅうしゅぎ)は、ユアペディアなど一部のウィキサイトで見られる編集方針の1つである。

概要[編集]

ユアペディアでは、編集合戦が起きたときは初版を投稿した人の意志が優先されるという編集方針(先編集権)が導入されており、この考え方が先編集主義と呼ばれている。また、編集者の間で折り合いがつかない場合はフォークを立てることが方針となっている[1]

この方針はウソペディアなど、ユアペディアの影響を受けて設立された他のウィキサイトでも流用されている[2]

読み方について[編集]

先編集主義の元祖であるユアペディアでは読み方は特に定めていないようである。一方、ウソペディアでは「さきへんしゅうしゅぎ」という読み方が記されている。ただし、実際には何割かの人が「せんへんしゅうしゅぎ」と読んでいると思われる。

類似の概念[編集]

架空地図など個人創作作品についてのウィキサイトであるTanukipediaでは、作者優先主義(さくしゃゆうせんしゅぎ)という編集方針が導入されている。これは、初版投稿者であるかに関わらず作品の作者の意志を優先するという方針である。公式には作者優先主義と先編集主義は異なる考え方であると説明しているが[3]、99%以上の記事は作品の作者が初版投稿者であるため、事実上は先編集主義と同じように機能している。

脚注[編集]