傾斜配点

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傾斜配点(けいしゃはいてん)は、大学等の入学試験において特定の科目について配点を多くしたり、少なくするなど重みを変えて、重視する科目に強い受験生を合格させようとすること。また同じ科目で問題により重みを変えることもある。さらにセンター試験と2次試験(個別試験)の配点比率を変更する場合もある。

傾斜配点の目的[編集]

大学が入学者に求める素養に応じて試験の教科や科目に加重配点を行い、試験内における特定教科の影響度合いを調整するが、大学が入学者に求める素養に応じて試験の教科・科目に加重配点を行い、試験内における特定教科の影響度合いを調整して、入学者に求める能力に適合させるようにする。

傾斜配点の例[編集]

1教科100点満点の試験で3教科受験で、英語を重視する場合は、国語(100)+英語(100×2)+社会(日本史)(100)として英語の点数を2倍にして得点を算出する。

たとえば史学科で地理歴史が得意な受験者を入学させるために地歴科目の配点比率を上げ、外国語学科などで外国語が得意な受験者を出来るだけ多く入学させるため外国語科目の配点比率を他科目より上げるなどがある。