休むなら代わりの人を見つけてよ

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休むなら代わりの人を見つけてよ(やすむならかわりのひとをみつけてよ)は、上司やシフトリーダーなど、シフトを管理している人が部下やバイトに対して、シフト変更するとき、人手が足りなくなったりするときに使う言葉である。

概要[編集]

シフトを予定していた従業員が何らかの理由でシフトを入れなくなった場合、その日に予定していた労働力が不足するためほかの従業員に負担がかかるほか、労働力不足により顧客に対しても満足なサービスを提供できないなどの可能性が浮上する。そのため、一見すると「自分で開けた穴は自分で埋めなさい」というまっとうな理由に見えなくもない。
しかしながら本来その作業は上司やリーダーが行うべき作業であり、それを何の権限も持たない一従業員に強要するというのはその役職に見合うだけの能力を持たない能無しであると自白しているようなものである。また、人件費節約という名目上最低限の人員でシフトを回すことは多く、人件費の安いアルバイトの従業員が欠員して代替人員の穴埋めが必須な職場というのは限界状態である可能性も高い。本来は労務とその責任に見合うだけの待遇を得ている正社員を中心に作業を回すべきであり、アルバイトに過大な期待を抱いている企業側の問題も大きい。さらに根源をたどればより安価に、それでも最低限の提供水準は確保するべしという消費者そのものが元凶といえなくもない。良いサービスにはそれ相応の対価をもって還元したいものである。

なお、いわゆるブラック企業の場合は時給換算により正社員のほうが悲惨なことも珍しくはない。

余談[編集]

この記事名、5・7・5である。

関連項目[編集]