世界三大音楽コンクール
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世界三大音楽コンクール(せかいさんだいおんがく)は世界的に最も権威のある3つの国際的なクラシック音楽のコンクールである。
次の3つの音楽コンクールをいう。
- エリザベート王妃国際音楽コンクール - ベルギー
- チャイコフスキー国際コンクール - ロシア
- ショパン国際ピアノコンクール - ポーランド
すべて入賞した演奏家[編集]
3大コンクールにすべて入賞した演奏者にウラディーミル・アシュケナージ（Vladimir Davidovich Ashkenazy）がいる。
- エリザベート王妃国際音楽コンクール - 1956年 (優勝)[1]
- チャイコフスキー国際コンクール - 1962年 (優勝)[2]
- ショパン国際ピアノコンクール - 1955年 (2位)[3]
1955年のショパン国際ピアノコンクールの審査ではアシュケナージが優勝できないことに腹を立てた審査員のミケランジェリは審査結果にサインをせず、席を立ち退場してしまったというエピソードが有名である。音楽評論家の「野村光一」によれば、第2位のアシュケナージの方が、優勝したハラシェビッチより音もテクニックも優れていたと語る。アシュケナージによるショパンの作品25-6の3度のエチュードは正確無比な演奏であり、審査員だけでなくワルシャワの聴衆を驚愕させたと言われている。