上桜城
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上桜城(うえざくらじょう)とは、徳島県川島町(現:吉野川市)にかつて存在した城のことである。県指定史跡に指定されている。
概要[編集]
この城は戦国時代末期に篠原長房によって築城された。詳しい年代は不明。
城の種類は山城で、標高142.2mに位置する。本丸(または古城)と西の丸(または新城)に分かれている。
篠原長房は三好義賢に仕えており1562年の和泉国久米田の戦いで先鋒を務めたが、大将三好義賢が討死して大敗した。義賢亡き後、長房は紫雲と号して剃髪したが、義賢の遺児長治を補佐して「新加制式」という法令を制定して領内を治めた。
しかし1572年に長房の弟という木津城主篠原自遁の