三浦綾子
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三浦綾子(みうら あやこ、1922年4月25日-1999年10月12日)は、作家。
人物[編集]
北海道旭川市生まれ。旧姓・堀田。高等女学校卒業後、小学校教員を務める。肺結核を患って療養中に三浦光世と知り合い結婚、キリスト教の洗礼を受ける。1963年、朝日新聞社が懸賞金一千万円という破格の報償による懸賞小説を募集した際、「原罪」を主題とした『氷点』を書いて当選、話題となり、同作はベストセラーとなり、ドラマ化された。
その後も『塩狩峠』『細川ガラシャ夫人』『われ弱ければー矢島楫子の生涯』など多くの小説作品を書き人気作家だったが、中央文壇ではそれほど評価されなかった。
小谷野敦は、『氷点』の、殺人犯の娘が「罪」を負っているという思想は出自による差別だと批判したが、三浦が答えることはなかった。