三振法

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三振法(さんしんほう)とは、アメリカ合衆国の州法である。

概要[編集]

スリーストライクス・アンド・ユー・アー・アウト法の日本語訳であり、野球で三振になると打者がアウトになるということでちなんで名づけられている。前科(原則として懲役1年以上となる重罪)が2回ある者が有罪判決をうけると、終身刑となるというもので、三度目の有罪判決はどんな罪であっても強制的に適用される。

背景[編集]

この事件の背景にあるのは、アメリカ合衆国においては、再犯率が高いという一面がある。というのも刑務所の定員が超過様態にあることが多く、犯罪者がすぐに出獄するということがある。そのため、終身刑を適用することでこのような事態を防ぐことを目的としている。

問題点[編集]

三振法は施行することで犯罪率が下がるとする意見があるものの、殺人や傷害といった重罪以外で終身刑となった場合、刑務所に入れておく税金が無駄になるという意見がある。また、刑罰として終身刑を適用することで罪に対して過剰な刑罰を適用することになるという問題点も指摘されている。

過去には、殺人に対して冤罪だったにもかかわらず、脱獄に対して三振法が適用され、終身刑を言い渡されてしまった事例も存在する。こういったこともあり、三振法自体の適用条件を見直したりする動きが進んでいる。