一條諦輔
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一條諦輔(いちじょう ていすけ、1945年- )は、元作家・作詞家。
人物[編集]
満洲国新京生まれ。本名・庄司亜郎(つぐお)、のち一條諦輔を本名とする。仙台第一高等学校卒、音楽プロモーターとなり1970年ロンドンに住む。1977年帰国し、作詞家として活躍。1977年、伊東ゆかり「かわいた女に雨が降る」、1978年、南佳孝「終末(おわり)のサンバ」、都はるみ「女一人が生きるには」などを作詞。79年から小説を書き、林路人、森道夫などの筆名で『野性時代』『海』などに執筆。81年『小説現代』に一條の名で「世紀末スーパー・ストリップ」を発表し話題作り。82年「翔んで翔んで」を川本旗子名義で直木賞候補になる。だが1981年から交際していた大学講師の女性にふられ、家宅侵入してその父親を殴って84年懲役一年執行猶予四年となる。女性はのち兵庫県の私立女子大の助教授となるが、一日百回の脅迫電話をかけて刑事告訴され、再度懲役一年執行猶予五年となり、以後消息不明となる。