一丸藤太郎

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

一丸藤太郎(いちまる とうたろう、1944年- )は、心理学者。

人物[編集]

大分県出身。1973年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得退学。76-79年ウィリアム・アラソン・ホワイト精神分析研究所で精神分析の訓練を受け、帰国後大学院で心理臨床家の養成に携わるとともに、精神分析療法や精神分析的心理療法を実践。93年「解離性障害の臨床心理学的研究」で広島大学心理学博士。98年精神分析家の資格取得。広島大学教育学部・教育学研究科教授 2003年神戸松蔭女子学院大学文学部教授、ももやま心理相談室主宰。精神分析家(ホワイト精神分析研究所)、臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療法士、日本精神分析学会認定心理療法士スーパーヴァイザー。

著書[編集]

  • 『対人関係精神分析のパイオニアたち サリヴァン、トンプソン、フロム、フロム=ライヒマン』文芸社, 2020.12
  • 『対人関係精神分析を学ぶ 関わるところに生まれるこころ』創元社, 2020.12

共編著[編集]

翻訳[編集]

  • アーウィン・シンガー『心理療法の鍵概念』鑪幹八郎共訳編. 誠信書房, 1976
  • ヒルデ・ブルック『心理療法を学ぶ インテンシブ・サイコセラピーの基本原則』鑪幹八郎共訳編. 誠信書房, 1978.4
  • ロバート・J.マーシャル『心理療法における抵抗 ジョイニング技法の実際』監訳, 重安文男,熊谷郁夫,玉浦章平訳. 創元社, 1997.12
  • D.B.スターン『精神分析における未構成の経験 解離から想像力へ』小松貴弘共監訳. 誠信書房, 2003.6
  • J.G.アレン『トラウマへの対処 トラウマを受けた人の自己理解のための手引き』誠信書房, 2005.3
  • アビー・スタイン『児童虐待・解離・犯罪 暴力犯罪への精神分析的アプローチ』小松貴弘共監訳. 創元社, 2012.7
  • ドンネル・B・スターン『精神分析における解離とエナクトメント 対人関係精神分析の核心』監訳, 小松貴弘訳. 創元社, 2014.10