円盤生物
円盤生物(えんばんせいぶつ)とは、『ウルトラマンレオ』に登場する怪獣の総称。
概要[編集]
ブラックスターから地球侵略を目的としているブラック指令がその障害であるウルトラマンレオを抹殺するために地球に送り込まれた怪獣の総称。
ブラック指令が持っている水晶玉で送り込まれる。
生物と宇宙生物を合成したものであり、移動時には円盤形態に変身して空、宇宙空間を自在に飛行することが可能であり、戦闘時は怪獣形態に変身する。
中には分裂、小型化することができる個体もいる。
特殊能力を持ち、個体差はあるが高い知能を持ち、シルバーブルーメからアブソーバまではレオを邪魔者として戦っていたが、デモス以降はレオを抹殺するための作戦に視野に入れて行動するようになって作戦に地球人の子供、地球人の心を利用したり、人質にしたり、ゲンを負傷させてレオとの戦いを有利にしようとするほど鬼畜で外道な作戦をして精神的・肉体的にレオを苦しめてしまった。
ブラック指令[編集]
データ[編集]
- 身長:189センチメートル
- 体重:80キログラム
- 出身地:ブラックスター
- 演:大林丈史
概要[編集]
第40話 - 第51話に登場。
黒ずくめの衣装に身を包んでいる不気味な風貌をした謎の男だが、その正体はブラックスターから地球侵略のために地球にやって来てシルバーブルーメを送り込んでMACを全滅させてスポーツセンターの仲間を殺害してしまった尖兵の宇宙人である。
胸にドクロマークが付いている黒い服、マントを着ており、円盤のような黒いハットを被った外見をしている。
手には杖、刀、円盤生物を侵略の手駒として送り込むための水晶玉を持っている。
弱点は水晶玉で、これを破壊されると肉体が泡のようになって消滅する。
ブラックスター[編集]
概要[編集]
第40話 - 第51話に登場。
地球から1000万キロメートル離れている場所に存在しており、ブラック指令の水晶玉で次々と円盤生物を送り込んでいた悪魔の惑星である。
ブラックスター自体も円盤生物の可能性があるとされている。
円盤生物一覧[編集]
シルバーブルーメ[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 全長:0.4 - 29メートル
- 体重:1.2キログラム - 1万トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第40話「MAC全滅! 円盤は生物だった!」に登場。ブラックスターからブラック指令によって送り込まれた円盤生物第1号である。
やっている行為はえげつないトラウマ怪獣である。
円盤形態に変身して松木隊員の誕生日パーティーをしていたMACステーションを襲ってゲンはレオに変身して脱出。
ダンは行方不明になって他の隊員たちはマッキー2号・3号で脱出しようとしたところを基地ごと呑み込まれて全員が殉職して全滅。
さらには戦闘形態に変身して地球に飛来してデパートを襲って買い物をしていた百子、猛、カオルを含んだ多数の人々を殺害した。
透明なクラゲ、風鈴のような外見をしており、宇宙空間を移動する高速移動形態である円盤形態、白い体に変化して地上に飛来した形態である戦闘形態、エネルギーを回復するために変身して飛行することも可能な小型形態を持っている。
武器としては多数の長く平い触手、黄色いガス、調査しようとした担任教師の頭から溶かすことで捕食した溶解液。
ブラックドーム[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 全長:0.7 - 45メートル
- 体重:16キログラム - 1万トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第41話「悪魔の惑星から円盤生物が来た!」に登場。
宇宙カニを改造したことで造られてブラックスターから円盤形態で地球に侵入したカブトガニ、カニのような外見をした円盤生物第2号である。
武器としては口から放つどんなものでも溶かしてしまうペプシン酸の溶解泡、どんなものでも切断してしまう巨大な右手のハサミ。
小型形態円盤形態時は「キュッキュッ」と鳴くほど可愛らしい外見をしている。
UFOを呼ぼうとするトオルたちの鏡の反射光にブラック指令の水晶玉の光と勘違いしてブラック指令の命令をガン無視して反応して戦闘形態に変身して街を破壊してしまうほどのアホの子である。
アブソーバ[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 全長:0.15 - 70メートル
- 体重:900グラム - 1万トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第42話「レオが危い! 暗殺者は円盤生物」に登場。
金星と水星の生物、物質を合成して生み出されたクラゲのような外見で石油を主食としており、鬼畜で冷酷な性格をした円盤生物第3号である。
クラゲ型の円盤形態でブラックスターから地球に侵入。
石油を求めて体から出した透明のパイプでコンビナートを襲う。
破壊活動をしながら小型円盤形態で「非力な生物」を装って傷ついた動物を保護する下妻英行少年によって保護。
小屋の中に潜伏して破壊活動を行って英行少年の生体エネルギーを吸収することで力を蓄えてしまった。
武器としては長い触手から放つ火炎弾、4千度もある火炎放射、目から放つ破壊光線、全身から放つ青い有害ガス。
デモス[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 全長:0.4 - 110メートル
- 体重:2キログラム - 1万6千トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第43話「挑戦! 吸血円盤の恐怖」に登場。
マヌケな顔をしたタコのような外見をしているが、頭脳派の円盤生物第4号である。
ブラックスターから夜の地球に飛来してレオがゲンであることを見破って居候する美山家までも特定。
ゲンを狙わないで美山家の周囲で無差別殺人を起こした。
ただしブラック指令には得た情報は報告していない。
本体のマスターデモスは警察署のごみ箱の中に潜み情報を収集していた。
武器としては人間に絡みつくことで一滴も残らず吸血してしまう長い触手、口から放つ人間、ビルといったものを溶かすというより消滅させてしまう緑色の溶解液。
デモスQ[編集]
概要[編集]
第43話「挑戦! 吸血円盤の恐怖」に登場。
円盤形態とは外見がほとんど同じである。
レオを暗殺するために街に仕込み、夜中に次々と美山家周辺の一般市民を殺害していた3体の分身体である。
ブラックガロン[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 身長:0.3 - 50メートル
- 体重:4キログラム
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第44話「地獄から来た流れ星!」に登場。
隕石に擬態してブラックスターから地球に飛来した初の強豪で地球人を殺害しておらず、カメのような外見をした円盤生物第5号である。
夜の公園でゲンとトオルを襲ってレオに火花で両腕に火傷を負わせて一度敗退に追い込んだ。
小型円盤形態はカエルのような外見をしている。
顔と手足を甲羅に引っ込めることで円盤状に変身して飛行することが可能である。
武器としては円盤状に変身しても可能な両腕からの火花、相手を焼いてしまう高熱を持った皮膚、レオを持ち上げられるほどの弱点でもある長い舌。
ブリザード[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 身長:0.48 - 59メートル
- 体重:13キログラム - 1万7千トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第45話「まぼろしの少女」に登場。
ブラックスターを調査している科学者たちを抹殺するためにブラックスターから地球に飛来したイカのような外見をした円盤生物第6号である。
湖底に潜み眉子とフランス人形で次々と科学者たちを殺害してしまった。
戦闘形態時はそれぞれ青と赤の色をした体の前後の顔、腹部の噴射口をしている。
円盤形態時は煙幕を撒いている。
武器としては青の噴射口から放つマイナス100度もある冷凍ガス、赤の噴射口から放つ1000度の高熱火炎。
眉子(マユコ)[編集]
概要[編集]
- 演:池田恭子
第45話「まぼろしの少女」に登場。
ブリザードが地球に飛来していた夜にゲンとトオルの前に姿を現した謎の少女だが、その正体はブリザードが任務のために生み出された分身体である。
手に持ったブリザードの分身とされるフランス人形で口から放つ人間を氷漬けにしてしまう凍結線で科学者たちを殺害してしまった。
ハングラー[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 全長:64メートル
- 体重:2万4千トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第46話「戦うレオ兄弟! 円盤生物の最後!」に登場。
ブラックスターから地球に飛来したチョウチンアンコウのような外見をした四足歩行型の円盤生物第7号である。
鉄を好むため夜の町で口でトンネルに擬態して地球上の自動車を全て食べようと企んだ。
円盤形態時は手足を収納している。
口から放つ炎、信号のように赤と青に点滅している頭の触角から放つ車を引き寄せることで食べてしまう磁力線。
レオの攻撃が効かないほど強固な体を持ち、右手を負傷したレオに気付いたことで攻撃して追い詰めてしまうほどの狡猾さ、悪知恵を持っている。
ブラックテリナ[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 全長:78メートル
- 体重:1万9千トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第47話「悪魔の星くずを集める少女」に登場。
ブラックスターから呼び寄せた二枚貝のような円盤生物第8号である。
宇宙から分身体のテリナQを地球にばら撒いて地球に侵入。
東京の上空2000メートルの空域に静止してテリナQを拾った人間を操ってレオを抹殺しようと企み、ゲンを襲ってテリナQでゲンの右目を負傷させてしまった。
貝殻の内部には剥き出しになっている脳と目があり、4本の先端に生えた白い爪を持った6本の触手が伸びたグロテスクで不気味な外見をしている。
青い血の色をしている。
武器としては触手、内部から放つ火花状の光線。
テリナQ[編集]
データ[編集]
- 全長:6センチメートル
- 体重:20グラム
概要[編集]
第47話「悪魔の星くずを集める少女」に登場。
ブラックテリナに都内に無数にばら撒かれており、桜貝を幸運を呼ぶお守りと信じていた少女のマリ子を通して媒介されてしまったブラックテリナの分身の小型生物である。
地球人がテリナQを拾うとブラックテリナの意のままに操られてしまい、傷つけようとした者は目などに貼りつけて出血させることで傷を負わせたり、殺害させてしまう。
ただし叩きつけられると青色の液体になって溶けるほど防御力はない。
サタンモア[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 全長:60メートル
- 体重:1万5千トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第48話「大怪鳥円盤 日本列島を襲う!」に登場。
ブラックスターからレオの抹殺と日本列島の破壊を目的としているため、地球に侵入した怪鳥型の円盤生物第9号である。
東京に侵入してリトルモアに人々を襲って自身は超高層ビルを破壊するため襲うことで大混乱に陥れてしまった。
武器としてはクチバシ、口から放つミサイル、目から放つ破壊光線。
体内から吐き出すことが可能なリトルモアが収納されている。
防衛軍のミサイル攻撃を受けても効かない高い防御力を持っている。
リトルモア[編集]
データ[編集]
- 別名:怪鳥円盤
- 全長:30センチメートル
- 体重:8キログラム
概要[編集]
第48話「大怪鳥円盤 日本列島を襲う!」に登場。
サタンモアの体内から吐き出されて群れで人々を襲いながら殺害してゲンの旧友である和久宏ですらも殺害してしまった小型の怪鳥円盤である。
飛行する能力を持っている。
武器としては鋭いクチバシ。
ノーバ[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 身長:0.1 - 57メートル
- 体重:20グラム - 1万トン
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第49話「死を呼ぶ赤い暗殺者!」に登場。
円盤生物の中では印象に残る容姿のため、屈指の人気を誇ってる怪獣である。
ブラックスターから円盤形態で流れ星に紛れ込むことで地球に侵入した赤いテルテル坊主のような外見をしており、殺し屋であり、凶悪な性格をした円盤生物第10号である。
白いテルテル坊主の姿で街の公園に潜み、ツルク星人、シルバーブルーメによって家族を殺されたことで心に大きなトラウマを抱えていたトオルに接近。
吊るされてトオルの家族の幻影を見せながら街中にを徘徊して赤いガスを撒き散らしてしまった。
武器としては口から放つ小型形態でも可能であり、地球人は浴びると首に赤い鎖が巻き付かれて凶暴化してしまう赤いガス、目から放つ戦闘機を破壊してしまう破壊光線、右手の鞭、左手の鎌。
能力としては血のような真っ赤な雨を降らせることで作り出せるレオの目、カラータイマー以外が真っ赤になってしまう空間。
ノーバ(ウルトラマンメビウス版)[編集]
データ[編集]
- 身長:10センチメートル - 57メートル
- 体重:20グラム - 1万トン
概要[編集]
『ウルトラマンメビウス』第28話「コノミの宝物」に登場。
GUYS基地周辺でフェニックスネストから盗んだ分子ミストを集めたことで分身のマケットノーバを生み出してメビウスを誘き出してGUYS本部を襲った個体である。
武器としては口から放つ火球であるヘルボール、円盤形態に変形することで相手を切り裂いてしまうファントムアタック。
マケットノーバ[編集]
データ[編集]
- 身長:10センチメートル
- 体重:20グラム
- 出身地:CREW GUYS JAPAN
概要[編集]
『ウルトラマンメビウス』第28話「コノミの宝物」に登場。
ノーバが分子ミストを集めたことで生み出された分身体である。
星人ブニョ[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 身長:1.9 - 61メートル
- 体重:84キログラム - 2万3千トン
- 出身地:ブラックスター
- 演(人間体):蟹江敬三
概要[編集]
第50話「レオの命よ! キングの奇跡!」に登場。
ブニョとも。
ブラックスターから自身の意思で地球に飛来してブラック指令の前に姿を現して分類は円盤生物だが、宇宙人と自称してヘラヘラとおどけた態度をしており、戦闘能力は最弱。
本性は悪知恵を働く残忍で狡猾で猟奇的な性格をした逆銀河系生まれの円盤生物第11号。
周到に狡猾な罠を仕掛けて病院から呼び寄せていた咲子を人質に取って宇宙光線を束ねることで作った宇宙ロープでゲンを捕獲。
変身したがロープの効果で巨大化できないレオを零下100度の身体処理室で凍らせた。
ブラック指令と共に宇宙ノコギリでレオをバラバラに解体するという猟奇的な方法でレオを一度完全に絶命させて倒してしまった。
ゴミ袋のような姿をした円盤形態、緑の服を着てフラフラとしており、宇宙人探査装置を収納された両耳に宇宙人の反応することができる触角が生えた中年男性の外見をした人間形態、等身大の星人形態、緑色のブヨブヨしたゼリーのような体でフニャフニャとした歩き方をしており、地球の重力で緑色の体液を漏らしていた巨大形態を持っている。
武器としては口から放つ火花状の火炎、緑色の液体、伸ばして相手を捕らえてしまう長い舌。
ブラックエンド[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 身長:55メートル
- 体重:2万9千トン
- 走行速度:時速170キロメートル
- 出身地:ブラックスター
概要[編集]
第51話「さようならレオ! 太陽への出発」に登場。
本作のラスボス。
ブラックスターから地球に飛来した最後で全円盤生物で最強の戦闘力を持った円盤生物である。
テントウムシのような模様を持った球体からサメ、ドラゴンのような歯を生えたワニのような顔、肩のような部分に生えた長い2本の角、レーダーにもなってる長い尻尾を飛び出した外見をしている。
円盤形態時は顔、角、足を収納した外見をしている。
武器としては口から放つ高熱火炎放射、角と尻尾を収納することで高速で転がり攻撃。
相手の攻撃を角で吸収することでエネルギーにすることも可能とされているが、折られると弱体化してしてしまう。
ロベルガー[編集]
データ[編集]
- 別名:円盤生物
- 身長:55メートル
- 体重:1万9千トン
- CV:江川央生
概要[編集]
『ウルトラマンメビウス』第31話「仲間達の想い」、DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』に登場。
エンペラ星人によって送り込まれてGUYSスペーシーの要撃衛星群を破壊して大量の円盤群と共に地球にやって来た機械的に「指令、ウルトラマンメビウス、抹殺」と復唱するメカニカルな外見をした新種の円盤生物。
円盤形態から怪獣形態に変形することが可能。
高い格闘能を持ち、武器としては円盤形態時は赤の破壊光弾、怪獣形態時は目から放つ青の楔型光線、手から放つ手裏剣のような光弾。
ロベルガー二世[編集]
概要[編集]
『ウルトラマンメビウス』第31話「仲間達の想い」、DVD版『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』に登場。
円盤形態で地球にやって来たが、ウルトラマン80のスパイラルビームを浴びたことて怪獣形態え太平洋上の無人島に落下した個体。
初代との違いは2本に増えた頭の角、黄色い体色。
武器としては手から放つ光線弾、目から放つ破壊光線。