ルーブリック
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ルーブリック (Rubric) はシラバスで示された到達目標を学生がどの程度まで達成したかを評価するためのツールである。利用方法をうまく行えば、明確な評価基準を提示し、教員の評価方法の統一が図れる。
評価表[編集]
評価する「観点」、評価水準である「評価基準(尺度)」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される。ルーブリックは「コース」や「科目」、「課題」などの単位でそれぞれ作成できる。
作成手順は「振り返り」「リスト作成」「グループ化と見出し付け」「表作成」の4段階が推奨されている[1]。
ルーブリック表の構造[編集]
左列に評価指標、上の行に評価指標に即した評価基準が書かれた配点表である。
評価基準1 | 評価基準2 | 評価基準3 | |
---|---|---|---|
評価観点1 | 特徴の記述と評点 | 特徴の記述と評点 | 特徴の記述と評点 |
評価観点2 | 特徴の記述と評点 | 特徴の記述と評点 | 特徴の記述と評点 |
評価観点3 | 特徴の記述と評点 | 特徴の記述と評点 | 特徴の記述と評点 |
語源[編集]
ラテン語の「Rubrica」(朱書き)が語源である。正典の重要な個所や規則を示す意味であった。
注[編集]
- ↑ Dannelle D. Stevens, Antonia J. Levi(2013):"Introduction to Rubrics: An Assessment Tool to Save Grading Time, Convey Effective Feedback, and Promote Student Learning"Stylus Publishing