ルワンダ国際刑事裁判所
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ルワンダ国際刑事裁判所(ルワンダこくさいけいじさいばんしょ、International Criminal Tribunal for Rwanda)は、1994年に起きたルワンダ大虐殺の刑事責任を問うために設立された裁判所。通称ICTR。ルワンダ国際刑事法廷とも呼ばれる。
概要[編集]
旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷のように国際機関によって、1994年にルワンダ領域内で行われた国際人道法の重大な違反について責任を追及するために設立された。個人の責任を訴追して処罰することを目的としており、ルワンダ市民が同様の犯罪を隣国で同時期に起こしていた場合も、訴追が可能。ジェノサイド罪、人道に対する罪、戦争犠牲者保護ジュネーブ条約共通3条および非国際的武力紛争の犠牲者保護に関する第二議定書についての犯罪を審議する。
設置までの経緯[編集]
1994年11月の安全保障理事会の決議によって設置され、1995年によってタンザニア連合共和国のアルーシャに設置することが決定される。