ルドルフ3世 (アルル王)

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ルドルフ3世“怠惰王”ドイツ語Rudolf “der Faule”フランス語Rodolphe “le Fainéant”、または“敬虔王”フランス語le Pieux971年 - 1032年9月6日)は、アルル王国の事実上最後の王(在位:993年 - 1032年)。父はコンラート1世、母はマティルダ

概要[編集]

971年、古ヴェルフ家に生まれる。993年、父の死により王位を継承。当時のアルル王国の権力はブルゴーニュ伯オット=ギヨームおよび神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世が握っていた。1031年にハインリヒを自身の後見者に指名している[1]

1032年9月6日、死去。彼の死により古ヴェルフ家は断絶し、その王位は最終的にハインリヒ2世の後継者コンラート2世の手に渡り、アルル王国は独立を失った[2]

脚注[編集]

  1. C.W.B.オートン, The Early Historyof the House of Savoy, (ケンブリッジ大学出版局, 1912), 16
  2. その後もアルル王という称号は神聖ローマ帝国滅亡まで存続する。

関連項目[編集]