メトロン星人
メトロン星人とは、『ウルトラセブン』に登場する宇宙人。
データ[編集]
- 別名:幻覚宇宙人
- 身長:2 - 50メートル
- 体重:120キログラム - 1万8千トン
- 出身地:メトロン星
- CV:中江真司
概要[編集]
第8話「狙われた街」に登場。
『ウルトラセブン』を代表とする宇宙人。
宇宙の彼方にある紅い惑星のメトロン星から地球にやって来て北川町の駅前に吸った人間を凶暴化させてしまう赤い結晶入りのタバコを自販機に仕組んで、地球人を自滅させようと企んだ頭脳的な宇宙人である。
終盤で拠点に潜入してきた主人公のモロボシ・ダンと夕日の差し込む部屋で卓袱台を挟んで対話するシーンが有名で本作での名場面として評価されている。
細くて長い赤の上半身、青の下半身、黄色の胸から腹にある発光器官、チューリップのような形をしているが、物を持つことが可能な腕、タコ、イカの吸盤のような突起を持った後頭部が特徴的な外見をしている。
人間に変身する能力を持ち、黒いスーツの人間の男性に変身した。
飛行能力を持つ。
対話宇宙人メトロン星人[編集]
概要[編集]
- CV:寺田農
『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」に登場。
初代メトロン星人とは同一の個体である。
ウルトラセブンとの戦闘後、楢崎少年に拾われて円谷プロダクションの「怪獣倉庫」に運ばれて身体をつなぎ合わせる治療によって一命を留めた。
メトロン星人Jr.[編集]
データ[編集]
- 身長:2.2 - 55メートル
- 体重:140キログラム - 3万トン
概要[編集]
『ウルトラマンA』第7話「怪獣対超獣対宇宙人」、第8話「太陽の命 エースの命」に登場。
メトロン星人の息子とされている個体。
初代とは違い、好戦的で凶暴な性格をしており、格闘が得意。
初代との外見の違いは顔の中央にはV字型の口のような切れ込みがあり、顔、発光器官がオレンジ、目が緑、5本指になった両腕、ヒラヒラのすね毛のようなのが生えている足である。
両手から放つショック光線、人間に憑依する能力を持ち、TACの山中隊員の婚約者のTAC通信員である高階マヤを殺害し、彼女の体を乗っ取るという多彩な能力を持つ。
メトロン星人3代目[編集]
概要[編集]
『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』に登場。
本作では別個体が3体も登場した。
地球環境の悪化を危惧していた科学者に接触して地下都市エコポリスを建設して地球の環境問題対策に協力というふりをしながら、オゾン層を破壊するミサイルを作らせて地球侵略を企む狡猾なことで知られる宇宙人である。
高い戦闘力持ち主で、武器は両手から放つエネルギー光弾。