ミミック

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ミミックとは、unix 上に実装されたダンジョン探索ゲームである"rogue"(「不正を働く者」・「悪党」・「ごろつき」・「ならず者」の意)に登場するモンスター。「擬態する」ためこう呼ばれている。

概要[編集]

「コマンドライン」入力に対応しており、"bash" に擬態している奴がたまにいる。サイトに侵入して、コマンドインタプリタが開いたかと思ったらミミックだった、というケースはときどきある。かつてま unix 上にC言語で実装されたが、近年では Unicode が一般化したので Java で書かれたものもある。ただしJavaのオブジェクトは原則的に大文字で始まるが、unixのコマンドは小文字のみに変換する必要がある。また、「Java」の引数として渡されるためコマンドを若干変更して引渡す必要がある。したがってオブジェクト名としては"Mimic"である。
引っかかったやつは散々悩んだあげくに「ひょっとしたら ……」と思って "mimic" とタイプすると"It's me!" と返ってきて盛大にずっこける。
いちど実装してみると面白いかもしれない。かつてアスキーのエイプリルフール版の別冊で、「UniX」(ユニクロス)というアプリケーションが紹介されており、「見た目はそっくりだが、実際に動いているのはBASICのコマンド」というものだったので、そこから発想されたらしい。そうすると"ls"とタイプするとファイル名のリストが出てくるということになり、(unixなどの)他のOSに移っても(CUIであれば気にせずに済む。ただし昨今ではGUIが一般的であってCUIはあまり使われないため、ほとんどこの手法は知られていない。

脚注[編集]