マハ・ガネシャリフ

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マハ・ガネシャリフは、ロックマンゼロに登場するボスキャラクター。

概要[編集]

インドの象の神様、ガネーシャをモデルにしたミュートスレプリロイド。情報分析を担当している。研究所にデータを回収に行った際に戦うボスであり、ゼロの重要なデータを体内に回収するといういやらしい行為をしてプレイヤーの顰蹙を買う。ガネシャリフを倒せば奪われたデータを取り返すことが出来る。

語尾に「~おじゃる」をつけて喋る特徴があり、ロックマンゼロ1のボスキャラの中ではそれなりに異彩を放っていた。

動作[編集]

象のレプリロイドらしく動きは鈍重だが、鎖を天井に吊り下げて豪快なワイヤーアクションをかましてきたり、爆弾をばら撒きながら身体を回転させて攻撃するなど、意外とスピーディーな戦法を展開する。また分厚いボディはゼロの攻撃を容易にシャットアウトし、頭部に攻撃する以外での方法ではダメージを与えられない。最初のボスアステファルコンと並び初心者キラーと呼ばれるボスである。ただし他のボスにも言えることだが何回も死んで慣れてくるとパターンを把握できるので次第にザコと化して行く。

主な攻撃[編集]

タスクブーメラン
牙をブーメランのように投げて攻撃する。二発投げてくることもあるのでジャンプすると当たる。ダッシュで下を潜って回避するのが定石。
張り手攻撃
ひたすら張り手をしてくる。リーチが短いのでちょっと離れてれば余裕で回避可能。ただしバスターショットも跳ね返すのでこちらからも攻撃手段がない…と思いきや、ジャンプの最大高度でショットを撃つと頭部に当ってしまったりする。
ローリングアタック
ご存知ブランカの必殺技である。ただしガネシャリフがブランカと違う点は空中で回転移動するブランカと違って地上を回転する点である。さらに回転の動作の途中で爆弾を飛ばしてくる。ジャンプで回避しても爆弾に当ってしまいティウンティウン…なんてのもよくあること。
振り子攻撃
天井に鎖を吊るして振り子のように自分の身体を揺らして広範囲に突進攻撃をする。2往復ぐらいした後に鎖を切り離して落ちてくる。落ちて来る際に下をダッシュでくぐると容易に回避できるのだが、初見での回避は難しい。

倒した後[編集]

他のボスと違ってガネシャリフは倒してもそれだけでは終わらない。ガネシャリフを倒した直後研究所が崩れはじめ、崩落する天井から逃げながらベースまで戻らなければならないのだ。むしろガネシャリフは前座で倒したあとの脱出の方が本番だというプレイヤーもいる。

与太話[編集]

ロックマンゼロに登場する他のボスキャラクターのうち、ブリザック・スタグロフ、アヌビステップ・ネクロマンセスIII世、ハヌマシーンは、3作目となるロックマンゼロ3で復活して再戦することになるのだが、ガネシャリフとアステファルコンだけが再登場しない。最初のステージのボスであり所謂8ボスの定義に合致するかどうか怪しいアステファルコンはともかく、ガネシャリフは他のボスと共に最終ステージのボスラッシュにも登場するのに一人だけハブられた扱いとなってしまっている。

なお、開発段階では「おじゃる」ではなく「~だゾウ」と語尾につける口調だったらしいが、ぞう大魔王と酷似しているので版権的にヤバイという指摘があったので没になった。