ポーラー・カムベアス

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ポーラー・カムベアスとは、アクションゲームロックマンゼロ2に登場するボスキャラクター。

概要[編集]

ホッキョクグマをモデルに造られたレプリロイド。南極にあるコンピュータ施設の入り口でゼロを待ち構える。非常に体格が大きく、その巨体はロックマンゼロシリーズのボス達の中でも頭一つ抜けている。同時に、それはデカくて鈍重、つまりアクションゲームのボスとしては弱いということである。

実際、悲しいほどに弱い。同時期に攻略するステージのボス達であるヒューレッグ・ウロボックルフェニック・マグマニオンパンター・フラクロスらが、どいつもこいつもトリッキーな攻撃でこちらを翻弄し、初見殺しとして猛威を振るうのとは対照的に、こいつはなんかデカイ氷の塊を飛ばして来たり氷の柱をくみ上げてそれを粉砕して破片を飛ばして来たりするだけである。身体が非常に大きいのでジャンプで飛び越えられないという利点こそあるが、壁ジャンプしてしまえば簡単に飛び越せてしまうのであまり意味はない。

同じ氷属性ボスにしても前作に出たブリザック・スタグロフの方がまだ強いんじゃないかと言われるほどの弱さである。一応、飛ばしてくる氷塊の上に置かれているトゲに触ると即死するため、油断はできない相手だが、このトゲも数回ゼットセイバーで切れば壊せてしまう。他のボス達ほど初見殺しと言えるほど複雑かつ把握しづらい攻撃を仕掛けてくるわけでもなく、デカくて鈍いので攻撃も当てやすく、ロックマンゼロ2最弱のボスではないかと言われている。まさしく見かけ倒し、独活の大木である。

なお、「ボファー」という口癖がある。前作に登場したスタグロフにも「むふー」という口癖があった。ロックマンシリーズの氷属性ボスは口癖つけておかしなキャラ付けをしようと考える奇特な連中が多いらしい。ボスとして悲しいほど弱いからせめてキャラクターだけは強烈なものをプレイヤーに見せつけてやろうという魂胆なのかもしれない。