ポストセリエル音楽
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ポストセリエル音楽 (postserielle Musik) とは、1960年代後半から1970年代にかけての音楽のメインストリームである。
1920年代に生まれた12音音楽は、やがて音高だけでなく音価や強弱などのあらゆるパラメータを音列的に操作しようとするトータル・セリエリスム(セリエル音楽)へと発展し、第2次世界大戦後の1950年代に隆盛を極めたが、やがてその限界が明らかになり、その後は雑音やグリッサンド、クラスターを駆使する「音響作曲法」によるポストセリエル音楽へと辿り着いた。その美しい響きは世界の人々を魅了し、陶酔の渦へと巻き込んだ。
参考文献[編集]
- ポスト・セリーの音楽 - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典